11月3日に続き、さらに新たに空洞が確認されました。


2020年10月18日に発生した陥没は応急処置として埋め戻された(第22回東京外環トンネル施工等検討委員会資料より)。

 NEXCO東日本関東支社は2020年11月22日(日)、東京都調布市の住宅街で道路が陥没し、その後現場近くの地下で大きな空洞が見つかった問題で、さらに21日(土)に新たな空洞を確認したと発表しました。

 新たに見つかった空洞は、同社によると地表面から約4mの深さにあり、幅約3m、長さ約27m、厚さ約4mと推定されます。場所は道路陥没箇所近くの調布市東つつじヶ丘二丁目の住宅街で、3日(火・祝)に確認した空洞に続き二つ目です。陥没箇所と二つの空洞は、いずれも建設工事を行っている外環道の本線トンネル(南行)の上に位置しています。

 NEXCO東日本は確認した空洞について、有識者の意見として「直ちに地表面に変状を及ぼすものではなく、緊急的な対応は必要ない」としつつも、今後の対応として、近隣住民に説明するとともに空洞への充填作業を速やかに進めていくとのこと。そして地表面変位の常時観測を継続しつつ、陥没や空洞ができた原因、トンネル工事との因果関係を究明していくといいます。

 付近では外環道(東名〜関越)の建設工事が進行中です。地下40mより深い「大深度地下」でトンネルの掘削が進められていましたが、10月18日(日)、付近の住宅街で地表が陥没。11月3日には幅約4m、長さ約30m、厚さ約3mの空洞も調査で見つかっています。陥没箇所は応急的に埋め戻されており、一つ目の空洞も充填作業が進行中です。

 陥没事故を受けて、NEXCO東日本はトンネルを掘る計4基のシールドマシンを停止させています。工事再開のめどは今のところ立っていません。