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NTTドコモは11月5日、「2020-2021冬春 新サービス・新商品発表会」をオンラインで開催し、5Gが50万契約を達成したことを発表した。また、今後の「5G」展開の予定、XR、ロボティクス、製造IoT分野における5Gに対応した7パートナーソリューションを提供なども発表した。



そして「2023年度までに1兆円を投資、その後も継続的に投資する」と付け加えた。

●スタジアムの5G化

吉澤氏によれば、Jリーグやプロ野球で使用されているスタジアムの5Gエリア化を進め。こうしたエリアに向けてはコンテンツの提供を含めて推進するとした。





●ミリ波による5G通信

5Gの高速性に期待が集まっているのが高周波の「ミリ波」だ。高周波・超高速のミリ波5Gは現在Wi-Fiステーションのみで使用できるが、新発売の「arrows 5G」でも対応することが発表された。



●サブ6での5G通信

高速性では劇的な進化は見込めないと言われている、比較的低い周波数の「サブ6」では、3.7GHzと4.5GHzの周波数2つを束ねて使用する「キャリアアグリゲーション」を2020年12月より開始する。これは最大4.2Gbpsの国内最速を目指すという。(O-RAN準拠)



●社会実装

5Gの社会実装について、教育分野と農業分野での取り組みを紹介した。教育分野では山口県立美術館と協力した遠隔授業を・・・



高知県で行われているスマートグラスと「AceReal for docomo」を活用し、遠隔地からリアルタイムに栽培を指導する取り組みを紹介した。作業中に栽培に関するマニュアルを音声で検索、必要な情報を「AceReal for docomo」上に呼び出すことができる。



そのほか、製造業のスマートフィクトリー(金沢)にも触れた(詳細は後日に発表)。

●docomo DX AWARDS

NTTドコモはベンシャーや新鋭企業との連携でDXや5Gを促進する「docomo DX AWARDS」を開催しているが、ロボティクス技術を持つ企業を含めて、4つの企業との取り組みでこれを展開していくことを発表した。



●「5G」に対応した7パートナーソリューションを提供へ

ドコモは映像伝送、XR、ロボティクス、製造IoT分野における5Gに対応した7パートナーソリューションについて、本日から受付を開始したことも発表した。

7ソリューションのうち、AMATELUS株式会社の「SwipeVideo」、株式会社スマートロボティクスの「テレワークロボット」、大成株式会社/Mira Robotics株式会社の「ugo(ユーゴー)」(警備仕様版)については、2020年9月15日(火)に実施した、5Gのソリューション創出コンテスト「docomo 5G DX AWARDSTM 2020」において、最終選考会に選出されたパートナーによるソリューション。

今回受付を開始するソリューションの一部は、ネットワークの伝送遅延の低減とセキュアなクラウド環境を提供する「ドコモオープンイノベーションクラウド」にも今後、対応を検討していく。

2018年2月に開始した「ドコモ5Gオープンパートナープログラム」のパートナー数は現在3,500社を超え、「ドコモ5Gオープンパートナープログラム」での協創を通じ、さまざまな事例を創出してきた。ドコモは、2021年度末までにパートナー数を5,000社まで広げ、5Gサービスのさらなる拡大をめざし、さまざまな分野における5Gソリューションの拡大をめざすとしている。



(神崎 洋治)