たった14分でホカホカごはん!「おひとりさま用」炊飯器が予想以上にハイスペだった

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2019年末に発売された瞬間からSNSで注目を集め、2日で完売した「おひとりさま用超高速弁当箱炊飯器」。追加生産が予約に追いつかないほどの大人気アイテムになっているそう。

2020年9月までで5万台以上が売れたヒット商品とはいえ、「お弁当箱サイズって、ちゃんと炊けるの?」「そんなに高速で炊いて美味しくなるの?」と疑問もありますよね。

そこで、ライブドアニュース編集部がメーカーさんに直接取材&実際の使用感をレポート。気になっているけど性能面に不安を感じる…という方は必読です。



▲実際に使ってみて、ごはんが美味しく炊けるのはもちろん、おかず調理にも使えることにびっくり。

「おいしい…しかも超簡単だった…」見た目のコンパクトさを裏切る性能に感動し、サンコー広報の﨏さん、商品企画の山岸さんにお話を伺いました。

――本当に14分で炊けて、おいしかったです。
山岸:普通のお米で速く炊けるように、一般的な小型炊飯器よりヒーターの表面積が大きくなっているんです。火力が高いのでおいしいんですよ。

――実は時間がかかったりするんじゃ…と疑っていてすみませんでした。操作もシンプルで簡単ですね。
﨏:「コタツスイッチ」をオンするだけですからね。



――蒸気や音も少なくて、邪魔にならないと思いました。
山岸:吹きこぼれを少なくするために、裏蓋の形状をかなり工夫しています。

――コンパクトなのでいろんなシーンで使えるとは思うのですが、主にどんな人に評判ですか?
﨏:一人暮らしの方が多いですね。キッチンが狭くてもテーブルで炊けるので「かさばる炊飯器を買うのは嫌だけど、炊き立てのごはんが食べたい」という方に好評です。内釜から直接食べられて、丸洗いできるので、洗い物が少なくて済むのも使い勝手が良いようです。
ポータブル電源とセットで持ち運んで、キャンプや車中泊で使われる方もいます。

――確かに、アウトドアにも好相性ですね。SNSを見ると、色々な使われ方をしているんだなあと思います。
﨏:(編集部が試したパスタや蒸し魚だけではなく)ラーメンを作る人もいますよ。炊き立てご飯の上にギョウザやお肉をのせてオリジナルどんぶりで召し上がるのも人気です。

――今後はおかずも作れるように進化したりするんでしょうか?
﨏:検討中ではあります。先行商品の「お一人様用 ハンディ炊飯器」は、炊飯時間は50分と時間がかかるのですが、カレーや温野菜を温められる機能が人気です。
「おひとりさま用超高速弁当箱炊飯器」はこちらのヒットを受けて開発した商品なので、おかずのニーズは高いのかなと考えています。



――さらに便利になりそうですね!楽しみです。


■この記事で使用した家電
サンコー おひとりさま用超高速弁当箱炊飯器 TKFCLBRC:6,980円
公式サイト
Twitter:@thanko_web