資材費・労務費上昇も…大林組と清水建設が当期最高益の理由
15日発表した鹿島は土木事業の売上総利益が減少し営業減益だが、当期利益は1000億円を確保するなど「高い水準を維持できた」(内田顕取締役)。大成建設も各利益は過去最高に次ぐ2番目の水準だった。
建設事業の採算性を示す完成工事総利益率(単体)は、各社とも前期比を下回るが12―13%台の高水準を予測。工事の繁忙が続く中、「人件費や労務費など建設コスト上昇分を見込んでいる」(鹿島の内田取締役)。米中貿易摩擦の影響は現時点でないが、「顧客の設備投資計画が延期になる」(清水建設の東出公一郎副社長)恐れがあり、各社とも動向を注視する。
