サムスン追う東芝メモリ、四日市の新棟完成で見せた“友人”関係
第6製造棟は鉄骨造5階建てで、建屋面積は約4万平方メートル。大きさは四日市工場の既存の製造棟とほぼ同じだ。半導体製造装置で使うパーツを運ぶ自動搬送車や人工知能(AI)を使った生産システムを導入し、最先端となる96層の3次元(3D)構造のNAND型フラッシュメモリーを量産する。具体的な設備導入や生産開始時期、生産能力、生産計画などは市場動向を踏まえて今後決定する。人員体制は公表していない。
共同開発拠点「メモリ開発センター」も設けた。同センターは鉄骨8階建てで、建屋面積は4680平方メートル。四日市工場内のTMCとWDの技術者、計2000人を結集して最先端メモリーを開発する。東芝本体に残る次世代メモリーの開発部隊の一部も集約する考えで、2年以内をめどに技術者を500人増員する方針だ。
TMCは岩手県北上市に構える生産拠点でも新製造棟を建設中。最先端の96層品を生産する計画で、19年秋に完成し、20年の稼働を目指している。
サムスン電子も90層以上の製品開発を進めており、今後競争がさらに過熱しそうだ。
