中国の掲示板サイト猫撲の掲示板に「日本人のオタクの生活と同じような生活をしている中国人はいるのか?」というスレッドが立てられた。スレ主が紹介した「日本のオタクの部屋」について、中国人ネットユーザーからさまざまな感想が寄せられた。

 スレ主は、日本人オタクの部屋として写真を数多く紹介し、「これが日本のオタクだ!」と紹介した。写真では、アニメのフィギュアが整然と並べられた部屋や、大量の漫画でうめつくされた部屋など、景観や快適さは二の次として、自分の趣味を最優先に考えた部屋が紹介されている。中国人ネットユーザーから次のような感想が寄せられた。

・「お金があるということだ。金持ちだからこそオタクになれる。貧乏人はご飯も食べられないからオタクにはなれない」・「これは貧乏人の生活ではないな。こんな生活したくてもできない」・「なんて専門的なんだ。これ全部買うのに相当費用がかかっているよ」

 など、オタクは裕福でなければできないという意見が比較的多かった。ほかにも「幸福な生活を創り出している」、「これこそ真のオタクだ。二次元こそが至上の愛であり、三次元ははるか遠くにある」といった称賛の言葉が寄せられた。

 否定的な感想も少なくなくなかった。「抑圧や変態だらけだ」、「本当に汚い部屋だな」、「やっぱりオタクというのは気持ちが悪い生物だ」などのコメントや、「やっぱり日本人はスゴイ」、「さすがは日本人だ」、「まったく理解不能な民族だな」など、日本人という点を強調した意見もあった。

 ほかには、「自分はオタクの中のオタクだと思っていたが、自分は小さな存在にすぎないと思った」と、日本のオタクに感服したという中国のオタクからのコメントもあった。(編集担当:畠山栄)