2日、イタリア国立スポーツ仲裁裁判所で、ユヴェントスのアントニオ・コンテ監督に対する10カ月の停止処分に関する審議が行われる。同監督はかつてシエナを率いていた際のアルビーノレッフェ戦で、八百長を知りながら告発を怠ったとして、スポーツ裁判所から10カ月の処分を科されている。

仲裁裁判所ではまず、和解を図ろうとすることが義務となる。その後審理が行われ、今週中には結論が下されるはずだ。現時点で可能性はたくさんあるが、一つ確かなのは、コンテ監督の処分が軽減されるだろうということだ。今の時点で最もあり得ると言われているのが、4カ月の軽減である。つまり、コンテ監督の停止処分は計6カ月になるということだ。

一方、チームは2日、チャンピオンズリーグ・グループステージ第2節でシャフタール・ドネツクと対戦する。マッシモ・カッレーラ監督代行は前日会見で次のように話した。

「難しい試合になるだろう。苦しむこともあるはずだ。シャフタールはテクニカルなチームで、イタリアサッカーを完璧に知る指揮官が率いている。ブラジル人選手が多く、我々は気をつけなければいけない。彼らはカウンターがうまくて、サッカーのやり方を分かっている。ユーヴェはユーヴェにふさわしい試合をしなければいけない。惜しむことなく攻撃する。だが、相手は25試合も負けていないチームだ」

「コンテはベンチに座らないが、彼はいつもいるんだよ。仲裁裁判所? 自信があるようだ。だが、今の彼は明日の試合のことだけを考えている。攻撃陣のチョイス? 最終調整が終わってからだよ。ローマ戦で(アレッサンドロ・)マトリと(ミルコ・)ヴチニッチを選んだのは、それが最も保証を与えてくれたからだ。(シモーネ・)ペペの復帰は代表ウィーク後になる」