ユヴェントスは背番号10を永久欠番にすることを考えていたようだ。だが、FWアレッサンドロ・デル・ピエーロがクラブに対し、欠番としないように求めたという。MFアンドレア・ピルロが15日、『スカイ』のインタビューで明かした。ピルロはデル・ピエーロの決定に同意すると話している。

「現時点で彼の後を継ぐことは考えられないだろう。でも、将来的に誰かがそれを手にしたいと願うことは確かだ。欠番にしないというアレッサンドロの行動を称賛すべきなのは間違いないね。彼は正しいことを言った。なぜなら、誰もユヴェントスの背番号10を着ることを夢に見られるようじゃなければいけないからだ。ユーヴェの背番号10は素晴らしいものなんだよ」

いずれにしても、ピルロ本人とは無関係のことのようだ。同選手は「僕は21番のままだ」と続けている。一方、ピルロはミランの元チームメートたちから優勝を祝う電話をたくさん受け取ったとも明かした。

「チームメートたち全員が連絡をくれたよ。僕のことを喜んでくれていた。うれしいね。日曜の(ミランの)お別れ? 感動的だった。自分の頭にある、いくつかの光景を再び目にしたよ。僕らは昨年、それをしたんだ。難しい瞬間だということを、僕は知っている。でも、人生においては選択をするもので、今回は彼らの番なんだ」