「4位の座を考えなければいけない? ゆっくりいこうじゃないか」

ユヴェントスは23日のセリエA第21節で、サンプドリアと敵地で対戦する。ユーヴェのルイジ・デルネーリ監督は、決して満足しておらず、高いところを目指しており、「我々はケガで離脱している多くの選手を取り戻さなければいけない。チームが万全になったとき、どこまでいけるかを見てみようじゃないか」と語った。

「(ルカ・)トーニしか補強がない? 今は特殊な時期で、チームを改善するために全力を尽くしている。自分たちにある資金に沿った形であり得ることに注意を払っているよ。多くを望んでも、手に入れられないこともある。今年は特殊な年なんだ。クラブは全力を尽くそうとしている。だが、金銭面も考慮すれば、ユーヴェの姿勢は論理的だと思う」

古巣サンプドリアとの対戦となるデルネーリ監督は、「拍手とブーイングのどちらを予想するか? 私からサポーターに拍手するよ。去年、我々は素晴らしい結果を残した。サンプのファンも私に対して少し感謝してくれていると思う。私は常にサンプの環境を高く評価してきた。常にお互いが感謝していたんだ。今のサンプはとてもうまくやっている。(アントニオ・)カッサーノもデルネーリもいないかもしれないがね。私は大事な年にサンプへ行けたことに満足しているよ」

「プレーを改善し、(離脱している)選手たちを取り戻す必要がある。我々は全力を尽くすために戦っているよ。アウェーの方が良いプレーをしている? 私もその報道は目にしたが、それなら今後4試合で3試合がアウェーでも歓迎だね」

「(ホルヘ・)マルティネスは使えるが、90分間は起用できない。(モモ・)シソコの調子は良いよ。(クラウディオ・)マルキージオもだ。(ヴィンチェンツォ・)イアクインタはまだだね。来週チームに戻るだろう。だが、1カ月以上も離脱していたから、ゆっくり戻ってくることになる」