開発した絹弦を手にする丸三ハシモトの橋本英宗社長=8月、大津市三味線や琵琶といった和楽器に付ける弦の材料は、伝統的な絹糸から効率的に生産できる化学繊維に変わりつつある。そうした中、滋賀県長浜市の和楽器弦製造「丸三ハシモト」は、絹糸で作った弦(絹弦(きぬげん))特有の音色を後世に残そうと、従来品よりも耐久性を高めた絹弦を開発した。2025年1月から販売を始める。(共同通信=岡田篤弘)茨城県つくば市の農