【エルサレム=笹子美奈子、ニューヨーク=金子靖志】イスラエル軍参謀総長は25日、隣国レバノンを拠点とするイスラム教シーア派組織ヒズボラとの戦闘について、空爆に続くレバノンへの地上侵攻の可能性に言及した。中東情勢の緊迫の度が高まる中、国連安全保障理事会の緊急会合が25日に開かれ、各国が衝突激化への懸念を示した。軍の発表によると、ヘルツィ・ハレビ軍参謀総長はレバノン国境に近いイスラエル北部で訓練中