那覇の市街地(写真:TOSHI.K/PIXTA)沖縄の地価上昇に注目が集まっている。国土交通省が9月に発表した2023年(令和5年)の沖縄の基準地価の上昇率(全用途)が4.9%とトップとなったのだ(全国平均は1.0%上昇)。沖縄県(全用途)の地価がもっとも高かったのは平成バブル末期の1991年のこと。バブル崩壊で一時は半値にまで下がったが、足元では高値の約8割水準まで戻してきた。住宅地にいたっては、平成バブル期の高値を上回り