JR東海が新幹線車内で実施した異常時対応訓練。不審者が車内でナイフを振り回す(撮影:尾形文繁)JR東海は東海道新幹線で緊急事態が発生した場合に備えた異常時対応訓練を絶えず実施している。昼間に車両基地内で行うこともあれば、営業運転終了後の深夜に営業線を使って行うこともある。訓練のテーマは毎回異なる。以前は運行中における大地震や火災の発生を想定した訓練が多かったが、2021年に小田急線や京王線で相次いで起きた