おもちゃの安全基準、内外でダブルスタンダード、国内向けはご注意=中国
子供の塩化ビニール製玩具から有毒物質が検出された問題で、中国の安全基準には内外のダブルスタンダードが存在することが明らかになった。27日付千龍網が伝えた。
国際環境保護団体・グリーンピースはこのほど、塩化ビニール製玩具を対象に安全検査を実施。対象となった玩具30個のうち、7割に当たる21個からフタル酸エステルという環境ホルモンが検出された。このホルモンは人の内分泌系をかく乱する作用があり、子供の生育に悪影響を及ぼす恐れがあるという。
業界関係者によると、国内の玩具メーカーの安全基準にはダブルスタンダードがある。欧州連合(EU)や米国、東南アジアなどは同ホルモンを含む玩具の生産と販売を禁止しているため、国内メーカーは輸出製品に対し無毒無害の染料や原料を使っている。しかし国内向けについては含有に関する関連規定がなく、低コストの染料と原料を使用しているのが現状という。
さらに調査では、一部のカラー玩具から健康に有害な重金属が検出された。これら重金属の量は中国の安全基準には合致しているが、EUでは基準値を上回るという。EUが玩具への使用を制限している重金属は19種類だが、中国の国家基準は8種類足らずと半分以下にとどまっている。(編集担当:藤沢氷柱)
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