行定勲監督、藤原竜也、吉田修一
 「GO」、「世界の中心で、愛をさけぶ」を手掛けた行定勲監督が吉田修一によるベストセラー小説を実写化した映画「パレード」。2010年春の日本公開に先駆け、10月8日〜16日に開催されている第14回釜山国際映画祭で上映。主演の藤原竜也、監督の行定勲、原作者の吉田修一が舞台挨拶を行った。

 映画「デスノート」が累計140万人、10億円の興行収入を記録し、また現在日本で公開中の主演作「カイジ 人生逆転ゲーム」は3日間で約5億3千万の興行収入(306館)を上げるなど、日韓で圧倒的な支持を得ている藤原。約500人収容のワールドプレミア上映会は即完売となり大盛況のうちに幕を閉じた。

 “非常に大変な思いをして出来た作品”という藤原は映画について「行定監督は、自分、スタッフが納得するまで1カットも決して妥協しない方です。キャストのみんなも大変だったと思うけど、混沌としたこの世の中が、この作品を引き寄せたんだと思う」と語り、行定監督も「身体力、演技力がとても優れた俳優。しかし今回は、そのほとんどを抑圧したので、藤原君は大変だったと思います」と労いの言葉をかけた。

 原作者の吉田は「行定監督をとても信頼しているので、今回は、原作を渡しただけです。監督が撮ってくれるなら『熱帯魚』の映画化も観たいですね」とコメント。行定監督は「自分の中にひっそりとある闇を感じられる映画です。一見、青春映画に見えますが、僕は恐怖の映画だと思っている」と熱い思いを語った。

「パレード」ストーリー

「上辺だけの付き合い、それくらいが丁度いい」都内の2LDKマンションに暮らす男女四人の若者達。映画会社勤務の直輝、イラストレーターの未来、フリーターの琴美、大学生の良介。それぞれが不安や焦燥感を抱えながらも、"本当の自分"を装うことで優しく怠惰に続く共同生活。そこに男娼のサトルが加わり、同じ町では連続暴行事件が起こる。彼らの日常に、小さな波紋が拡がり始める…。

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パレード - 公式サイト

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