シドニー五輪金の高橋尚子さん サングラス投げスパートの真相激白「うわ、ショック―!って思ったら」
00年シドニー五輪女子マラソン金メダルの高橋尚子さん(54)が28日、フジテレビ「ぽかぽか」(月〜金曜前11・47)にゲストとして生出演。シドニー五輪での激走の裏話を語った。
高橋さんはシドニー五輪では35キロ地点手前でサングラスを投げ捨て、直後にスパートをかけ、優勝した。
サングラスを投げたのは「父親に向かってサングラスを投げたんですよね」と沿道にいた父に渡すためだったとし、父はレース後サングラスを拾い、今でも実家に保管していると打ち明けた。
サングラスを外した理由については「サングラスがこめかみが締まるような、海外選手向けだったんですよね」と言い、「締めつけられていると、これからの勝負どころにしっかりした判断ができないと困るので。ちょっと頭をスッキリさせるために取ろうと」思ったという。
当初は30キロ地点にいるはずだった当時の監督・小出義雄さんに投げる予定だったが見当たらず。「2万円のサングラスなんで」とどうしようかと思ったところに「父親を見つけたと思って」と投げることを決めたとした。
そのまま投げると、並走していたリディア・シモンさんに当たるのではと考え「前にちょっと出て投げたんですよね」と高橋さん。投げ、行方を追うと「途中の中継バイクに当たって戻ってきて」と思わぬ事態に。「うわ、ショックー!って思ったら、シモン選手が詰めてこなかったので、今か、と思って。スパートが」とスパートすることを決意した。
「相手がちょっと落ちているときにスパートってかけた方が、スパートかかりやすいんですね」と回顧。それまでは足音を聞いたり、呼吸の様子や汗のかき方をうかがっていたが、「全然シモン選手分からなくて」とスパートするか迷っていたという。
だが「ちょっと揺さぶりをかけたときにパッと対応できるかっていうのも、ちょっと揺さぶりをかけて見る」場合があるとし、「あの時は父親見つけた!投げた!戻ってきた!ショック!今か!っていう」と確認できた絶好のタイミングだったとした。
サングラスが跳ね返った際、シモンさんが詰めて来ていればスパートは「行ってないです」と明言。「スパートは35キロ過ぎで行こうと思っていたんですね。給水を取って。でも(35キロ直前の)今気付いてしまった!っていう感じだったので、超後付けスタートです」と笑ってみせた。
その後も「戻ってきたサングラスが物凄い気になってしまって。ゴールをして一番最初に発言した言葉は“私のサングラスどうなりましたか”って。係の人に」確認したとぶっちゃけて笑わせた。

