スタンドで試合を見つめる平筭学園・シーモア慧音の父、バービーさん=サーティーフォー保土ケ谷(金子 悟写す)

 第108回全国高校野球選手権神奈川大会の2回戦は10日、県内各地で行われ、平塚学園が延長十三回タイブレークの末、5−4で第1シードの横浜創学館にサヨナラ勝ちした。この試合に「6番・左翼」で先発出場した平塚学園のシーモア慧音(3年)の父は、1998年夏に西神奈川代表として甲子園に出場したOBのバービーさん(45)。スタンドから愛息の勇姿を見守り、「自分の母校で一生懸命やってくれているだけでうれしい。ユニホーム姿を見ると、当時の思い出は常によみがえってくる」と感慨にふけっていた。 

 記念大会だった98年の同選手権80回大会でバービーさんは「2番・遊撃手」として活躍。予選の西神奈川大会準決勝では館山昌平さん(元ヤクルト)がエースとして君臨し、同年の選抜大会で4強入りした強豪・日大藤沢に競り勝った。

 「多くの好投手と対戦してきたけど、館山の低めの球の伸びは見たことがないレベルだった。そんな日大藤沢に勝てたことでいけるんじゃないかと思えた」。決勝は東海大相模に大勝し、平塚学園は初の甲子園出場を果たした。