レゾナックHD、完全子会社クラサスケミカルの上場計画発表…主力の半導体・電子材料事業に経営資源集中
化学大手レゾナック・ホールディングス(HD)は6日、石油化学事業を手がける完全子会社クラサスケミカルの株式について、9月29日に東京証券取引所スタンダード市場へ上場させる計画を発表した。
8月下旬の取締役会での決議を目指すとしている。
レゾナックは、主力の半導体・電子材料事業に経営資源を集中するため、2024年に石油化学事業を分社化し、上場を目指すと発表していた。分社化したクラサスケミカルは、大分県でプラスチック製品の材料となる基礎化学品のエチレンなどを生産している。今年4月下旬に東証に上場申請を行ったが、上場承認はまだ出ていない。
上場では、再編時の譲渡損益などを課税対象外とする「パーシャルスピンオフ(部分分離)」と呼ばれる枠組みを利用する。レゾナックが持つクラサスケミカルの株を、レゾナックの株主に割り当て、最終的にレゾナックによる保有比率を20%未満とする。

