「ハッシュ!」「ぐるりのこと。」が鮮烈映像でよみがえる!
橋口亮輔監督(63)の代表作「ハッシュ!」と「ぐるりのこと。」の4Kリマスター版が7月24日から東京・シネマート新宿、シネスイッチ銀座、渋谷ホワイトクイントほか全国劇場で順次公開される。
2002年4月公開の「ハッシュ!」は「二十才の微熱」「渚のシンドバッド」に続く橋口監督の長編3作目で、ゲイのカップルと1人の女性がつくる“新しい家族のかたち”をユーモラスに描いたヒューマンドラマ。田辺誠一、高橋和也、片岡礼子ほか、秋野暢子、冨士眞奈美、光石研、佐藤二朗ら実力派が脇を固めた。
01年の製作開始から四半世紀を経てのリマスター版公開に秋野は「25年前の作品としては攻めてましたね。時代が追いついた感です」と語り、「橋口イズム。監督と仕事ができてよかった」と当時を振り返った。
佐藤は「両方の作品に『ちょびっと』出ている僕ですが、イチ橋口亮輔ファンとして、今回の上映を喜ぶ気持ちは『ちょびっと』ではありません」とコメントを寄せた。
一方、出版社に勤める生マジメな妻(木村多江)と、法廷画家の仕事を始めた夫(リリー・フランキー)の、10年間に及ぶ希望と再生を描いた「ハッシュ!」は08年6月の公開から18年を経てのリマスター版上映。オーディションを経て参加した江口のりこは「主演のおふたりが緊迫した芝居をされている中、関係のない自分がポンって入っていく。とても怖かった」と述懐。倍賞美津子は「橋口監督、そして木村多江さん、リリー・フランキーさんをはじめとする素晴らしい役者さんたちと、あの家で過ごした撮影は、本当に充実した日々だったと記憶しております」と懐かしんだ。
公開前の7月20日には、シネマート新宿で両作品上映の合間に「ハッシュ!」出演の田辺誠一、片岡礼子、「ぐるりのこと。」出演の木村多江、リリー・フランキー、そして橋口監督によるトークショーを開催。年月を経てなお愛される作品の魅力について語る。

