ポルトガル代表が劇的な勝利でベスト16進出を果たした。

 現地時間2日(日本時間3日)に行われた決勝トーナメント1回戦クロアチア戦。スコアレスで迎えた後半8分にクロアチアに先制を許しながらも、23分にFWクリスティアーノ・ロナウドのPKで追い付くと、45+4分にはFWゴンサロ・ラモスが勝ち越しゴールを奪う。

 45+13分にDFヨシュコ・グバルディオールにネットを揺らされるも、VARが介入した結果、オフサイドが確認されてノーゴールに。辛うじて逃げ切り、2-1の逆転勝利でベスト16に駒を進めた。

 昨年7月3日、ディオゴ・ジョタさんが交通事故で亡くなった。悲劇から1年が経ったこの日、国歌斉唱時にはジョタさんの写真が大型ビジョンに映し出された。そして、勝利後にはC・ロナウドがジョタさんが代表で背負った「21」のユニフォームを着用して仲間、ファンと喜びを分かち合った。

 天を指差して、ジョタさんに勝利を報告したC・ロナウド。試合後には、「この日が我々にとって何を意味するのか、分かっていた。ディオゴのため、我々のため、ポルトガルのために勝利した。本当に特別な瞬間だった。試合前にチームで話していたが、人生における偶然の一致は信じられないことだ。試合に勝ったということだけでなく、我々にとって大きな意味がある」と語っている。