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 ボクシング元世界2階級制覇王者の亀田和毅(34=TMK)が1日、大阪市西成区NPO法人、西成チャイルド・ケアセンターが運営する「にしなり☆こども食堂」を訪問。子どもたちにミット打ちを指導するなど、ボクシングを通じて、ふれ合った。

 大阪市西成区は、日本でも有数の「子どもの貧困」課題を抱える地域として知られる。「リングの上で得たものを、次の世代に還したい」という和毅の思いを実現するために、今回の訪問がかなった。ミット打ちでは、真剣な表情でパンチを繰り出す少年の姿に、会場から歓声と拍手が沸き起こっていた。

 和毅は会場に、獲得した世界ベルトを持参。子どもたちは初めて見る「王者の証」に目を輝かせていた。

 「西成の子どもたちの、まっすぐで力強い目に、こちらが刺激をもらいました。この街から、いつか世界チャンピオンを育てたい。ボクシングは、生まれた環境や境遇に関係なく、拳ひとつで人生を変えられるスポーツ。どんな環境で育った子どもたちとも“壁”を作らず、一緒に夢を追いかけていきたい」

 そう話す和毅の目も、子どもたちに負けないほど輝いていた。