【北九州記念】3歳牝馬は過去5年で好成績 デアヴェローチェ絶好機 陣営「結果を出してスプリンターズSに」
◆第61回北九州記念・G3(7月5日、小倉競馬場・芝1200メートル)=6月30日、栗東トレセン
近走の勢いに乗り、初の古馬重賞で3連勝だ。デアヴェローチェ(牝3歳、栗東・上村洋行厩舎、父マテラスカイ)は全休日明けのこの日、栗東・坂路をリズム良くキャンター。岸本助手は「変わらず順調に来ています。もともと春には桜花賞を目標にするつもりでしたからね」と力を込めた。
2走前から6ハロン戦にシフト後、2連勝と安定感が出てきた。「競馬は上手やし、センスはピカイチ。いいものは持っているけど、まだ力強さとかその辺が未完成やね」と同助手はポイントを挙げる。
前走の葵Sは発馬こそひと息だったが、素早くリカバリー。直線は楽に抜け出して、マテラスカイ産駒として初の重賞制覇を飾った。「前回は(調教で)モサっとしていたけど、今回は馬なりでもスッと反応しています」と、確かな上積みも感じ取る。
父は国内外のダート短距離路線で重賞2勝、G1級2着3回と活躍したが「来た時はダートかなと思っていたけど、すごい走りが軽かったからね」と、その期待通りに芝で実績を積み上げている。
3歳牝馬は過去5年で21年ヨカヨカ(1着)、22年ナムラクレア(3着)、24年ピューロマジック(1着)、25年アブキールベイ(3着)の4頭が馬券圏内と好走した。ヨカヨカこそハンデ51キロだったが、他3頭は本馬と同じ53キロ。「ここで結果を出して、スプリンターズSに行きたい」と岸本助手。ここが試金石の一戦となる。(松ケ下 純平)

