政府、皇室典範改正案を閣議決定し国会提出 「養子は15歳以上」修正せず
政府は臨時閣議を開いて、皇族数の確保策を盛り込んだ皇室典範などの改正案を閣議決定し国会に提出しました。
改正案では皇族数の確保のため、女性皇族は結婚後も皇室を離れず残ることとしています。ただ経過措置として、改正法が施行される時点の女性皇族の方々はこれまで通り、結婚時に皇族の身分を離れることができると付則に盛り込みました。
また、戦後皇族を離れた旧11宮家の子孫である男系男子を養子として皇族に迎えることを新たに認めています。養子になれるのは15歳以上で配偶者や子どもがいない男系男子に限られ、養子本人は皇位継承資格を有しないこととしています。一方、養子に男子が生まれた場合には継承資格を与えるとする内容が盛り込まれています。
この養子を「15歳以上」とすることをめぐり、与党の日本維新の会が反発していましたが、30日に自民・維新両党の幹部が会談し、法案を修正しないことで合意しました。
政府は法案を今の国会で速やかに成立させたい考えですが、国会運営で与野党が対立する中、改正法案の審議は予断を許さない状況です。
