中国人労働者400人余りが命を落とした「花岡事件」から81年 市主催の慰霊式で参列者が犠牲者を追悼 恒久平和への誓いを新たに 秋田・大館市
太平洋戦争末期、現在の大館市で、強制連行されていた中国人労働者400人余りが命を落とした「花岡事件」から81年となりました。
大館市で市主催の慰霊式が行われ、参列者が犠牲者を追悼するとともに恒久平和への誓いを新たにしました。
大館市の十瀬野公園墓地で行われた慰霊式には、『中国人労働者の遺族3人』や関係者など約270人が参列しました。
太平洋戦争末期の1945年6月30日に発生した、花岡事件。
しかし、弾圧され400人余りが命を落としました。
大館市 石田健佑市長
「どのような状況下であろうと人が人の自由を束縛し尊厳を傷つけることは決して許されることではありません。皆さま方のつらい境遇に思いをはせては二度とこのような悲劇を繰り返してはならないと強く心に誓うものであります」
父親が強制連行されていた寇書興さんは、「歴史の悲劇を二度と繰り返してはならない。歴史を心に刻み、歴史を鑑として、日中の世代を超えた友好のため、そして、世界の恒久平和のため、不断の努力を続けていく」と述べました。
花岡事件から81年。
花岡の地に強制連行されていた中国人労働者は、すでに全員亡くなっています。
月日の流れとともに、薄れつつある悲惨な歴史の記憶。
参列者は、二度と同じ歴史を繰り返さず、恒久平和を実現することを誓いあいました。
※6月30日午後6時15分のABS news every.でお伝えします
