【地図】東京都足立区

写真拡大

 離婚後も父母双方に親権を認める「共同親権」を巡り、東京都足立区内で4〜5月に離婚した未成年の子がいる両親のうち、18%が共同親権を選択したことが一般社団法人「TokyoBay共育・共生プロジェクト」(中央区)の情報公開請求でわかった。

 父母が離婚後も養育に関われる「共同養育」の実現を目指す同法人が22日に公表した。

 共同親権は、改正民法が施行された今年4月1日から導入された。同法人は5月30日、23区に対し、4月に受理した離婚届のうち、未成年の子がいる場合の親権者の内訳を開示請求。足立区から唯一開示があり、同区には5月分も請求した。ほかの各区は「統計データが不存在」などとして不開示だったという。

 足立区では、受理した離婚計67件のうち、母親の単独親権が48件(72%)、共同親権が12件(18%)、父親の単独親権が7件(10%)だった。同法人の松村直人・代表理事は「改正民法の施行後、自治体単位で初の月次統計で貴重だ」とし、「全国的な実態把握にも取り組みたい」と話す。