「高畠華宵の作品みたい」と美輪さんに愛された大先輩・キムタクを超えられるだろうか

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木村拓哉は「荒地の魔女、こちらこそありがとう」

 27日に91歳で亡くなった美輪明宏さんを悼み、芸能界やファンから追悼の声が相次いでいる。

【写真を見る】“女子大生に扮するエリート刑事”という難役を演じるメンバーの「天下一の眉毛」の破壊力…美輪さん「神武以来」美少年時代も

「神武以来の美少年」と称され、歌手、俳優、演出家として唯一無二の存在感を放った美輪さん。その美貌は若い頃から広く知られ、黒柳徹子が「一度見てみたい」と銀座のシャンソン喫茶「銀巴里」に足を運んだエピソードや、また常連客だった三島由紀夫や江戸川乱歩、寺山修司ら大物作家と交流を持っていたことでも広く知られている。

 映画『ハウルの動く城』で主人公・ハウルの声を担当した木村拓哉(53)は、自身のInstagramに《荒地の魔女、こちらこそありがとう。安らかに…》と投稿。劇中で美輪さんが演じた「荒地の魔女」へのメッセージに、SNSでは「ハウルから荒地の魔女への最後の『ありがとう』」「元カレから元カノへのメッセージみたいで泣ける」と胸を熱くする映画ファンの反応も見られた。

「高畠華宵の作品みたい」と美輪さんに愛された大先輩・キムタクを超えられるだろうか

 そんな中、X上では木村の「事務所の後輩」の話題も静かに広がっていた。なにわ男子・道枝駿佑(23)のファンによる追悼投稿だ。

「眉毛を出しなさい。天下取れるわ」

 それは、28日に投稿された、

《神武以来の美少年といわれた美輪明宏さん。道枝君に「前髪で顔隠してないで、眉毛出しなさい。そしたら天下取れるわよ」と言ってくれたこと、忘れません。令和版神武以来の美少年みっちーが、天下取るところを見ていてくださいね。ご冥福をお祈りします》

 というもの。3万8000件を超える「いいね」が集まったこの投稿には、テレビ東京系『ありえへん∞世界』での共演シーンも添えられていた。

 収録時、前髪で額を隠していた道枝に、美輪さんは「どうして隠すの?」「眉毛を出したほうが縁起もよくなる」とアドバイス。「よっぽどブスなのかと思ったら、こんなにきれいな顔をしているんだから隠しちゃダメ」と笑わせたあと、「天下取れるわ」と言葉を贈った。

 飾らず、思ったことを率直に口にする一方で、若い世代の魅力はきちんと認め、惜しみなく褒める。そんな美輪さんらしさが伝わる場面として、放送から年月がたった今もファンの記憶に残っていたようだ。

 投稿には、

《美輪さんのお言葉を胸に、みっちーが天下を取る姿をファンとして全力で応援し、見届けたいですね》

《美輪さんの審美眼と道枝くんの美しさ、どちらも本当に素敵》

《「天下取れるわ」という美輪さんの言葉通り、今まさに輝いている道枝くんを見守りたくなりました。偉大な先輩からの言葉は、後輩にとって何よりの宝物ですね。ご冥福をお祈りいたします》

《美の継承、胸に響く言葉》

 などのコメントも寄せられ、芸能界の大先輩からのメッセージを改めて振り返る声が相次いだ。

「キムタクは高畠華宵」美輪さんが見抜いたスター性

 自身を「天草四郎の生まれ変わり」と称した美輪さん。

「なにわ男子のビジュアル担当で、9月には“女子大生に扮するエリート刑事役”という難しい役どころにも挑戦するほど演技派ともいわれる道枝くんと美輪さんは、ともに長崎県にゆかりがあるという共通点もありますね」

 と教えてくれたのは、取材歴44年のベテラン芸能リポーター・川内天子さんだ。美輪さんが目をかけていたSTARTOタレントは少なくないという。

「やっぱり『ハウル』で共演したキムタクは評価していましたね。初めてキムタクに会った時には“トトロに似ているわね”などとからかってみせたけれど、実は内心“美少年画で知られる画家・高畠華宵の作品のような清らかで透明感のある魅力がある人”だと思っていた、とのちのインタビューで答えていました」(川内さん、以下同)

 三島由紀夫から「華宵の絵の美少年のよう」と評された美輪さんだけに、このキムタク評は最上級の誉め言葉ではないだろうか。

「また『オーラの泉』で共演した国分太一とも仲良くしていました。そもそも、ジャニー喜多川さんが昔からの丸山さん(美輪さんの本名)のファン。直接お会いしたことはないものの、ずっと“丸山さん”と呼びリスペクトしていたというのは有名な話です。だから、事務所の子たちとは共演も多かったし、仲も良かったのだと思いますよ」

 美輪さんが77歳の時の紅白出場にも、意外な立役者がいたそう。

「あれは当時、番組で共演していた関ジャニ∞のメンバーが紅白出場を後押ししたとも報じられました。実際のところどういういきさつだったのかは分かりませんが、彼らとは食事に行くほどの仲よしだったそうです。なにわ男子の道枝くんにかけた言葉があったことは初耳でしたが、ぜひ天下を取っていただきたいですね」

 芸能界の後輩たちの今後の活躍を、天国から見守っていてほしい。

デイリー新潮編集部