ラモス瑠偉氏 「日本は勝つんじゃないかと思った」ブラジル戦の守備 うなだれ…「夜中からずっと」
サッカー元日本代表MFのラモス瑠偉氏(69)が30日、NHKで生中継されたFIFAワールドカップ(W杯)決勝トーナメント(T)1回戦、オランダ−モロッコのスタジオ解説者として生出演し、ブラジルに1−2で惜敗した日本の戦いぶりを解説した。
オランダ−モロッコのキックオフ前から、ラモス氏はショックを引きずるように、悔しさをあらわに。「悔しかったですね。あともうちょっとです。今回は勝つんじゃないかと思いましたけど、勝って欲しかったです」と、はなをすすった。
試合のハーフタイムには、ブラジル戦を振り返った。日本は前半29分、MF佐野海舟がパスカットから1人で敵陣へ持ち込むと、ゴール左隅へゴール。相手にボールを圧倒的に支配される中、カウンターから先制した。ラモス氏は「うれしくて、うれしくて。奥さんを起こしましたよ。怒られた」とジョークも。「カットが良かったですよね。彼の読みが」と、攻守でチームを引っ張った佐野を絶賛した。
日本は後半開始直後、空中戦に切り替えてサイドからのクロスを連発するブラジルに、防戦一方になる時間帯があった。同9分、カゼミロのダイビングヘッドをDF冨安健洋、伊藤洋輝が必死に体を張って防いだ。ラモス氏は「ここが入らなかったってことは、これでたぶん、日本は勝つんじゃないかと思いましたけどね」と予感を口に。しかし、それは当たらなかった。
後半11分、MFカゼミロのヘッドで追いつかれた。さらにアディショナルタイム6分、ペナルティーエリア付近でMF田中碧が奪われたボールを、最後はFWマルチネリに決められ、逆転された。延長戦を見据える時間帯に、まさかの失点で終戦した。
スタジオの清水敬亮アナウンサーに「ラモスさん、来た時からずっと下を向きがちな…」と振られると、ラモス氏は「夜中からずっとそう。勝って欲しかったですよ。ブラジルに」と思いを吐露していた。

