スーパーのからあげはここまで進化していた! “日本一”を決める「からあげグランプリ」受賞10品を実食
からりと揚がったからあげに炭酸とくれば、それは至福の組み合わせ。先日開催された「第17回からあげグランプリ」受賞品の試食会では、コカ・コーラ賞と最高金賞のからあげをコーラとともに実食!同じ「コーラに合う」という基準で選ばれていても、味づくりの方向性はバラバラで全く異なる魅力に。さらに、スーパーの惣菜からあげは冷めていてもこんなに美味しいのか!?と驚かされた。“からあげ”と“コーラ”って、実はスーパーで揃うプチ贅沢な組み合わせなのでは。
全国から“日本一”を決める最大級のからあげアワード
全国のからあげ店やスーパーなどの総菜売場の中から日本一のからあげを決める「からあげグランプリ」は、2026年で第17回を迎えた国内最大級のからあげ専門アワードだ。今回は、「第17回からあげグランプリ」コカ・コーラ賞・スーパー総菜部門最高金賞受賞からあげと「コカ・コーラ」メディア試食会で、計10社のからあげをコーラと一緒に試食した。
実際に10個を味わってみて、まず驚いたのはバリエーションの豊富さだ。正直、そこまで味わいが変わるのだろうか?と思っていたが、鶏の旨みを生かしたシンプルなものやガツンとスパイスの効いたものなど全く異なる味わいとなっていた。

たっぷりの氷と一緒に飲むのが旨い!
スパイス、吟醸酒、茶葉――意外な角度からの「コーラに合う」からあげ
「コカ・コーラ賞」では、審査員を務めた日本コカ・コーラ マーケティング本部の北原さんが「コカ・コーラと一緒に楽しめる美味しいからあげを選んだ」と自信を持って勧める7社のからあげが登場。
なかでも、いわて生協(岩手県)の「旨味三昧!麹仕立ての鶏塩唐揚げ」といなげや(東京都)の「スパイス香る!げんこつ唐揚」、そごうマート(愛媛県)の「山椒レモン唐揚〜茶葉を添えて〜」3社には驚かされた。
まず、いわて生活協同組合(岩手県)の「旨味三昧!麹仕立ての鶏塩唐揚げ」は、肉質が柔らかくジューシー。下味に地酒「南部美人」の吟醸酒を使っており、ジューシーさの後にふんわり日本酒の吟醸香が感じられる。他のからあげに比べて塩味が強くなく、比較的さっぱりとした味わいだ。

第17回「からあげグランプリ」コカ・コーラ賞を受賞したいわて生活協同組合(岩手県)「旨味三昧!麹仕立ての鶏塩唐揚げ」
同組合担当者の阿部ひまわりさんは「飽きずに何個でも食べてほしいので、旨みは出しつつシンプルな味わいにしています」と話す。
ビジュアルに圧倒されたのが、いなげや(東京都)の「スパイス香る!げんこつ唐揚」だ。とにもかくにもデカい。130gという通常サイズの約3〜4倍にあたるボリュームで、見た目からお腹いっぱいになりそう。

第17回「からあげグランプリ」コカ・コーラ賞を受賞したいなげや(東京都)「スパイス香る!げんこつ唐揚」
食べきれるだろうか?と思ったが、これが15種類のスパイスとハーブが効いているため、爽やかで食欲をそそる。ひと口またひと口と、気が付けば食べ終えているから怖い。
コーラの甘さと炭酸ののど越しの良さが、からあげのスパイスの香りと互いに引き立て合っており、コーラとの組み合わせも個人的に一番好みだった。
からあげに茶葉という驚きの組み合わせが、そごうマート(愛媛県)の「山椒レモン唐揚〜茶葉を添えて〜」だ。
女性の晩酌をコンセプトに開発したというこちらは、レモンと茶葉の爽やかな香りが強く、後味はさっぱり。揚げ物とは思えないほど軽く、罪悪感も少なく食べられる。

第17回「からあげグランプリ」コカ・コーラ賞を受賞したそごうマート(愛媛県)「山椒レモン唐揚〜茶葉を添えて〜」
「コーラと合わせても美味しいのですが、レモンサワーの『檸檬堂』とも相性抜群です!」という同社担当者・向井美穂さんの言葉通り、お酒が進む味わいだ。
つわもの揃いの「最高金賞」受賞商品
「スーパー総菜部門最高金賞」からは、4社のからあげを試食できた。そのうち、マルアイ(兵庫県)の「旨味溢れる!親鶏むね唐揚げ」はコカ・コーラ賞とのダブル受賞となった。全国でも珍しい「親鶏」のむね肉を使用しており、噛み応えと濃厚な旨みが評価された。
どの商品も冷めてもジューシーで美味しく、さすがは最高金賞といったところ。そんな中でも個人的に推したいのが、ユニバース(青森県)の「八のちから!ユニバの塩から揚げ」だ。

第17回「からあげグランプリ」スーパー総菜部門最高金賞を受賞したユニバース(青森県)「八のちから!ユニバの塩から揚げ」
ひと口噛めば、冷めていたって肉汁がじんわりと染み出してくる。しかもこの肉汁がダシのような旨みがあるのだ。同社担当者の本間康之さんに聞くと、商品に取り入れた「八のちから」のうち2つの「あまに鶏」と「あまに鶏エキス」がこのダシのような旨みを作り出しているそう。
ほかにも、青森のにんにく・リンゴ果汁・米粉や長崎県対馬の浜御塩、青森の地酒である陸奥八仙の酒粕が使用されている。この陸奥八仙の酒粕は、本間さん曰く「好きなお酒だったので、使ってみたくて!」というチャレンジから始まり採用されたそう。こういった開発者の想いもプラスした「八のちから」から、このからあげは生まれた。
スーパーのからあげはどれも同じで、温め直さないと美味しさが半減するとまで思っていた筆者にとって今回の試食会では驚きの連続だった。進化を続ける惣菜からあげは、冷めても美味しいように緻密に設計され、味づくりに生かされる素材もさまざまであった。
「第17回からあげグランプリ」では、このほかにも金賞を受賞したからあげが30社以上あるそう。新たな魅力のからあげに出合うべく近所のスーパーでついつい探してしまいそうだ。
【画像】茶葉、酒粕、スパイス……インパクト抜群のからあげが勢揃い! 「第17回からあげグランプリ」コカ・コーラ賞と最高金賞の10品一覧(10枚)

