主将の座を譲ったエクアドル代表FWのE・バレンシア。(C)Getty Images

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 現地時間6月25日、エクアドルは北中米ワールドカップのグループE第3戦でドイツと対戦した。勝たなければグループステージ敗退が決まるエクアドルだったが、開始2分、レロイ・ザネにゴールを許し、早々にビハインドを負う。 それでも9分にニルソン・アングロのミドルシュートで同点に追いつくと、77分だった。コーナーキックをケビン・ロドリゲスが頭でフリックしたボールにゴンサロ・プラタが反応し、値千金の逆転ゴール。そのままリードを守り切り、崖っぷちの状況から3位での決勝トーナメント進出を決めた。 そんな一戦で注目を集めたのが、試合前の入場シーン。キャプテンマークを巻いて先頭を歩いていたのが、MFのモイセス・カイセドだったのだ。1戦目と2戦目では、エクアドルの歴代最多得点者(49ゴール)である36歳のエネル・バレンシアが腕章を巻いていた。 なにもE・バレンシアが、ドイツ戦で先発を外れたわけではない。この試合でもスタメンに名を連ねていた。にもかかわらず、M・カイセドがキャプテンを務めていたため、不思議に思ったファンも少なくないだろう。 
 そんななか、エクアドル代表は28日にSNSの公式アカウントで、E・バレンシアがM・カイセドに主将の座を譲ったと正式に発表。投稿では、ドイツ戦前のミーティングで、監督や選手の前でE・バレンシアがM・カイセドに腕章を渡す動画も公開されている。 この発表に「なぜこのタイミングで?」という驚いた反応や、“前主将”の功績を称えるコメントがあった一方、E・バレンシアが今大会でいまだノーゴールとなっていることもあり、主将交代を歓迎する声も多く、様々な意見が見られた。「永遠のキャプテン!」「私たちの国にたくさんの喜びをくれてありがとう」「あなたは多くのエクアドル人の誇りです」「素晴らしいプロフェッショナルだ」「やっと力不足だと気づいた」「これまでの功績には感謝しているが、彼はもう代表のレベルではない」「次はベンチに行けば完璧だ」「メキシコ戦には出場させるな」 エクアドルは30日に、ラウンド・オブ32で開催国メキシコと対戦する。構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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