[W杯マッチ74]守護神ヒルが立ちはだかる!ドイツの猛攻を封じたパラグアイがPK戦制しベスト16進出
MATCH 74 ラウンド32
2026年6月30日 5:30キックオフ(会場:ボストンスタジアム)
ドイツ 1-1 パラグアイ
エクアドルやコートジボワール、キュラソーと同居したグループEを2勝1敗で首位通過したドイツ代表は、ここまで3試合で3ゴール2アシストと結果を残しているウンダフを初のスタメン起用。一方、アメリカ、オーストラリア、トルコと同居したグループDで1勝1分1敗の3位で勝ち進んだパラグアイはエースであるアルミロンがサスペンション明けから戻ってきた。
防戦でありながらも、パラグアイが42分に先手を奪う。右コーナーキックの流れからセカンドボールを回収し、右サイドから攻撃を仕掛けると、アルミロンを追い越したガラルサがライナー性のクロスを供給。最後はボックス中央に走り込んだエンシソが頭で合わせて先制に成功した。
一瞬の隙をつかれて追う展開となったドイツは攻勢を強め、前半アディショナルタイムにヌメチャやキミッヒにシュートチャンスが巡って来るが、体を張った相手守備陣に阻まれ、飛ばすことはできず。パラグアイの1点リードで試合を折り返した。
後半開始からヌメチャを下げて、ゴレツカを投入したドイツは前半同様に右サイドバックのキミッヒを起点としたポゼッションを展開。その一方で、パラグアイはキミッヒが開けたスペースを狙って攻撃を仕掛けていく。
これまではサイド攻撃を仕掛けながらもことごとくパラグアイ守備陣にはじ返されていたドイツだったが、54分についにこじ開ける。ヴィルツがバイタルエリアからクロスを送ると、ゴール前のハヴァーツが頭で合わせてスコアをタイに戻した。
63分にムシアラを投入し、逆転を目指すドイツは78分にもチャンス。ヴィルツが敵陣中央左サイドから対空時間の長いクロスを供給すると、ゴール前に走り込んだハヴァーツがヘディングシュート。しかし、これはヒルの好セーブにあった。
後半終盤にかけてはキミッヒを中盤に配置したドイツのほぼワンサイドゲームとなるものの、攻めあぐねる時間が続く。結局、パラグアイ守備陣に苦戦を強いられ、90分では決着がつかず、今大会初の延長戦に突入した。
延長戦に突入してもドイツがボールを保持し、パラグアイが我慢強く守る展開が続く。そのなかで、102分にはドイツが右CKを得ると、ブラウンがファーサイドにクロス。走り込んだターがヘディングシュートでゴールネットを揺らしたが、VAR介入の結果、アントンがヒルを倒した判定となり、ゴール取り消しとなった。
延長前半アディショナルタイムにはヴィルツのクロスからハヴァーツに決定機が巡ってきたが、これもヒルに阻まれる。延長後半は両者ともにつかれが見えるなかで、119分にはブラウンの右コーナーキックからアントンが合わせたが、放ったヘディングシュートはヒルの正面に飛んでしまった。
ドイツは1人目ハヴァーツ、4人目ヴォルテマーデのキックをヒルに止められ、6人目ターも枠を外す。一方のパラグアイも4人目サナブリア、5人目バルブエナが失敗したものの、6人目カナレが落ち着いて成功。激闘に終止符を打った。
この結果、パラグアイがベスト16に駒を進め、フランスかスウェーデンの勝者と激突する。3大会ぶりにグループステージを突破したドイツだったが、再三の決定機をものにできず、涙を飲むことになった。
[スコア]
ドイツ 1-1(PK3-4) パラグアイ
[得点者]
ドイツ
カイ・ハヴァーツ
パラグアイ
フリオ・エンシソ
[ポゼッション]
ドイツ 63%
パラグアイ 27%
中立 10%
[シュート数]
ドイツ:21本
パラグアイ:7本
[枠内シュート]
ドイツ:6本
パラグアイ:3本
[イエローカード]
ドイツ
ユリアン・ナーゲルスマン
カイ・ハヴァーツ
ジャマル・ムシアラ
マッツ・ブトゲライト
パラグアイ
アンドレス・クバス
グスタボ・カバジェロ
アレハンドロ・マノグラッソ
マティアス・ガラルサ
ドイツ
フォーメーション:[4-2-3-1]
監督:ユリアン・ナーゲルスマン
GK
マヌエル・ノイアー(バイエルン・ミュンヘン)
DF
ジョシュア・キミッヒ(バイエルン・ミュンヘン)
ヨナタン・ター(バイエルン・ミュンヘン)
アントニオ・リュディガー(レアル・マドリード)
ナサニエル・ブラウン(フランクフルト)
MF
フェリックス・ヌメチャ(ドルトムント)
アレクサンデル・パブロビッチ(バイエルン・ミュンヘン)
レロイ・サネ(ガラタサライ)
フロリアン・ヴィルツ(リヴァプール)
カイ・ハヴァーツ(アーセナル)
FW
デニズ・ウンダフ(シュツットガルト)
交代出場
46分 フェリックス・ヌメチャ→レオン・ゴレツカ(バイエルン・ミュンヘン)
63分 デニズ・ウンダフ→ジャマル・ムシアラ(バイエルン・ミュンヘン)
79分 アレクサンデル・パブロビッチ→バルデマール・アントン(ドルトムント)
88分 レロイ・サネ→ニック・ヴォルテマーデ(ニューカッスル)
110分 アントニオ・リュディガー→マリック・チャウ(ニューカッスル)
110分 フロリアン・ヴィルツ→ナディエム・アミリ(マインツ)
パラグアイ
フォーメーション:[4-4-2]
監督:グスタボ・アルファロ
GK
オルランド・ヒル(サン・ロレンソ)
DF
フアン・カセレス(ディナモ・モスクワ)
フニオール・アロンソ(アトレチコ・ミネイロ)
ホセ・カナレ(ラヌース)
グスタボ・ゴメス(パルメイラス)
MF
ミゲル・アルミロン(アトランタ・ユナイテッド)
アンドレス・クバス(バンクーバー・ホワイトキャップス)
ダミアン・ボバディージャ(サンパウロ)
マティアス・ガラルサ(アトランタ・ユナイテッド)
FW
フリオ・エンシソ(ブライトン)
ガブリエル・アバロス(インデペンディエンテ)
交代出場
55分 ガブリエル・アバロス→グスタボ・カバジェロ(ポーツマス)
57分 フリオ・エンシソ→マウリシオ・マガリャンイス(パルメイラス)
91分 ミゲル・アルミロン→グスタボ・ベラスケス(セロ・ポルテーニョ)
99分 ホセ・カナレ→ブライアン・オヘダ(オーランド・シティ)
99分 ダミアン・ボバディージャ→アントニオ・サナブリア(クレモネーゼ)
120+2分 フニオール・アロンソ→ファビアン・バルブエナ(グレミオ)
耐え抜いて一撃で仕留めた
— DAZN Japan (@DAZN_JPN) June 29, 2026
エンシーソのヘディングが炸裂
前半終盤に訪れたワンチャンスを逃さなかった
#FIFAワールドカップ ラウンド32
ドイツ×パラグアイ
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