株価指数先物【寄り前】 +1σ突破でロングが強まる可能性
大阪9月限ナイトセッション
日経225先物 70650 +870 (+1.24%)
TOPIX先物 4010.0 +18.0 (+0.45%)
シカゴ日経平均先物 70845 +1065
(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)
29日の米国市場は、NYダウ、 S&P500、ナスダックの主要な株価指数が上昇。NYダウは初の5万2000ドル台に乗せて最高値を更新。人工知能(AI)投資を巡る収益性を巡る懸念などから、足もとで不安定な値動をみせていた半導体やAI関連株に買い戻しが入った。この日からNYダウの構成銘柄に加わったアルファベット が5%近く上昇しており、相場を押し上げる要因になった。また、米国とイランが攻撃停止に合意し、今後数日以内にカタールのドーハで実務レベルの会合を開くと報じられたことで、両国の一段の関係悪化への警戒が和らいだことも材料視された。
NYダウ構成銘柄ではアルファベットのほか、キャタピラー 、シスコシステムズ 、アマゾン・ドット・コム 、IBM が買われた。半面、ハネウェル・インターナショナル 、ユナイテッドヘルス・グループ 、シェブロン 、マイクロソフト 、ボーイング が軟調。
シカゴ日経平均先物(円建て)の清算値は大阪比1065円高の7万0845円だった。29日取引終了後の日経225先物(9月限)のナイトセッションは、日中比90円高の6万9870円で始まった。その後は6万9700円~7万0100円辺りでの保ち合いを継続。米国市場の取引開始後にレンジを下抜けると、6万8800円まで売られた。ただし、売り一巡後はショートカバーを交えたロングの動きが強まり、終盤にかけて7万0850円まで上げ幅を広げる場面もみられ、日中比870円高の7万0650円でナイトセッションの取引を終えた。
日経225先物は、シカゴ先物にサヤ寄せする形で、買いが先行することになりそうだ。ナイトセッションで6万8800円まで下げる場面もみられたが、25日移動平均線(6万8200円)が支持線として意識されており、終盤にかけての切り返しによってボリンジャーバンドの+1σ(7万0790円)を捉えてきた。同バンドを明確に上抜けてくるようだと+2σ(7万3380円)とのレンジに入ることで、押し目狙いのロングは入りやすく、ショートカバーを誘う形になりそうである。
週足では+1σ(6万8780円)水準からの切り返しをみせているため、+2σ(7万3330円)とのゾーンをキープしている。まずは日足の+1σを明確に上向けてくるかを見極めることになるが、キオクシアホールディングス<285A>[東証P]やソフトバンクグループ<9984>[東証P]、アドバンテスト<6857>[東証P]、東京エレクトロン<8035>[東証P]などの動向次第になろう。前日のキオクシアホールディングスは25日線までの調整を経て下げ渋る動きをみせていたこともあり、同線を支持線としたリバウンドに向かうようだと、先物市場においてロングを誘うことになろう。
一方で、日経225先物は+1σ水準での攻防が続く場面では、戻りの鈍さを嫌気する形でショートに向かわせる可能性はありそうだ。直近の荒い値動きによって積極的にポジションを傾ける動きは限られ、スキャルピング中心のトレードになりやすい。そのため、+1σを挟んだ上下の権利行使価格となる、6万8250円から7万2250円でのレンジを想定する。
29日の米VIX指数は17.65(26日は18.41)に低下した。一時19.45まで切り上がったが、75日線(19.67)が抵抗線として機能していた。その後の下げで200日線(18.70)を割り込み、25日線(17.67)水準まで低下してきたことで、リスク選好に向かわせやすい。
29日のNT倍率は先物中心限月で17.47倍(26日は17.48倍)に低下した。指数インパクトの大きい半導体やAI関連株の下げが日経平均型の重荷となる一方、東証プライムの7割近くの銘柄が上昇するなかで17.22倍まで下げており、25日線(17.13倍)に接近する場面もみられた。ただ、後場半ば辺りから引けにかけて半導体やAI関連株の一角が下げ渋る動きをみせたほか、東京エレクトロンがプラスに転じており、日経平均型を支える形になった。本日は米国の流れを受けて、+1σ(17.53倍)と+2σ(17.93倍)とのレンジに入ってくる可能性がありそうだ。
株探ニュース
日経225先物 70650 +870 (+1.24%)
TOPIX先物 4010.0 +18.0 (+0.45%)
シカゴ日経平均先物 70845 +1065
(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)
29日の米国市場は、NYダウ、 S&P500、ナスダックの主要な株価指数が上昇。NYダウは初の5万2000ドル台に乗せて最高値を更新。人工知能(AI)投資を巡る収益性を巡る懸念などから、足もとで不安定な値動をみせていた半導体やAI関連株に買い戻しが入った。この日からNYダウの構成銘柄に加わったアルファベット が5%近く上昇しており、相場を押し上げる要因になった。また、米国とイランが攻撃停止に合意し、今後数日以内にカタールのドーハで実務レベルの会合を開くと報じられたことで、両国の一段の関係悪化への警戒が和らいだことも材料視された。
NYダウ構成銘柄ではアルファベットのほか、キャタピラー 、シスコシステムズ 、アマゾン・ドット・コム 、IBM が買われた。半面、ハネウェル・インターナショナル 、ユナイテッドヘルス・グループ 、シェブロン 、マイクロソフト 、ボーイング が軟調。
シカゴ日経平均先物(円建て)の清算値は大阪比1065円高の7万0845円だった。29日取引終了後の日経225先物(9月限)のナイトセッションは、日中比90円高の6万9870円で始まった。その後は6万9700円~7万0100円辺りでの保ち合いを継続。米国市場の取引開始後にレンジを下抜けると、6万8800円まで売られた。ただし、売り一巡後はショートカバーを交えたロングの動きが強まり、終盤にかけて7万0850円まで上げ幅を広げる場面もみられ、日中比870円高の7万0650円でナイトセッションの取引を終えた。
日経225先物は、シカゴ先物にサヤ寄せする形で、買いが先行することになりそうだ。ナイトセッションで6万8800円まで下げる場面もみられたが、25日移動平均線(6万8200円)が支持線として意識されており、終盤にかけての切り返しによってボリンジャーバンドの+1σ(7万0790円)を捉えてきた。同バンドを明確に上抜けてくるようだと+2σ(7万3380円)とのレンジに入ることで、押し目狙いのロングは入りやすく、ショートカバーを誘う形になりそうである。
週足では+1σ(6万8780円)水準からの切り返しをみせているため、+2σ(7万3330円)とのゾーンをキープしている。まずは日足の+1σを明確に上向けてくるかを見極めることになるが、キオクシアホールディングス<285A>[東証P]やソフトバンクグループ<9984>[東証P]、アドバンテスト<6857>[東証P]、東京エレクトロン<8035>[東証P]などの動向次第になろう。前日のキオクシアホールディングスは25日線までの調整を経て下げ渋る動きをみせていたこともあり、同線を支持線としたリバウンドに向かうようだと、先物市場においてロングを誘うことになろう。
一方で、日経225先物は+1σ水準での攻防が続く場面では、戻りの鈍さを嫌気する形でショートに向かわせる可能性はありそうだ。直近の荒い値動きによって積極的にポジションを傾ける動きは限られ、スキャルピング中心のトレードになりやすい。そのため、+1σを挟んだ上下の権利行使価格となる、6万8250円から7万2250円でのレンジを想定する。
29日の米VIX指数は17.65(26日は18.41)に低下した。一時19.45まで切り上がったが、75日線(19.67)が抵抗線として機能していた。その後の下げで200日線(18.70)を割り込み、25日線(17.67)水準まで低下してきたことで、リスク選好に向かわせやすい。
29日のNT倍率は先物中心限月で17.47倍(26日は17.48倍)に低下した。指数インパクトの大きい半導体やAI関連株の下げが日経平均型の重荷となる一方、東証プライムの7割近くの銘柄が上昇するなかで17.22倍まで下げており、25日線(17.13倍)に接近する場面もみられた。ただ、後場半ば辺りから引けにかけて半導体やAI関連株の一角が下げ渋る動きをみせたほか、東京エレクトロンがプラスに転じており、日経平均型を支える形になった。本日は米国の流れを受けて、+1σ(17.53倍)と+2σ(17.93倍)とのレンジに入ってくる可能性がありそうだ。
株探ニュース

