日本代表のブラジル戦スタメン11人を採点【写真:徳原隆元&ロイター&松尾/アフロスポーツ】

写真拡大

ブラジル戦の出場メンバー16選手を5段階査定

 日本代表は現地時間6月29日、アメリカ・テキサス州のヒューストン・スタジアムで北中米ワールドカップ(W杯)の決勝トーナメント1回戦でブラジル代表と対戦し、1−2で敗れた。

 この試合に出場した全16選手のパフォーマンスを5段階評価(最高が5つ星★★★★★)で査定した。(取材・文=FOOTBALL ZONE編集部)

  ◇   ◇   ◇   

<GK>
■鈴木彩艶(パルマ)=★★★★★
 頼れる守護神はこの日も健在。後半7分にはギマランイスの決定的なヘディングを、こぼれ球を拾われない所へパンチング。後半14分にはヴィニシウスのシュートに反応してスーパーセーブを見せた。決勝点の場面もボールには触れていたが…。

<DF>
■冨安健洋(アヤックス)=★★★★☆
 2戦ぶりの先発出場。ブラジルのキーマンであるヴィニシウスの監視役を務めながら、送られてくるロングボールも確実に跳ね返した。後半9分にはゴールライン上でのスーパーブロックでピンチを救った。90分間、ほぼ崩されることなく高い守備能力を見せつけた。

■谷口彰悟(シント=トロイデン)=★★★★☆
 開始早々から高いカバーリング能力を見せる。ラインを高く保ちながら、くさびのパスや飛び出してくる相手を見張る難しいタスクを完遂。後半ATのエリア内での1対1も完璧な対応で、チャンスを作らせなかった。

■伊藤洋輝(バイエルン)=★★★☆☆
 横パスをカットされてピンチを招く場面もあったが、安定感ある守備を見せた。同点ゴールの場面では、押し込まれたなかでボールウォッチャーとなってカゼミロを見失い、オフサイドラインを上げられなかった。

<MF>
■佐野海舟(マインツ)=★★★★★
 冨安と挟み込んでヴィニシウスを止める。シーズンを通してほぼ受けなかった警告を早い時間帯に受けたが、強度を落とさずに守った。ビルドアップ時にも的確なポジションを取って最終ラインからのボールを引き出す。ボール奪取から自らボールを運んで先制ゴールは見事だった。

■鎌田大地(クリスタル・パレス)=★★★☆☆(→後半33分OUT)
 豊富な運動量を見せながら攻守の舵取をとる。中盤で相手のパスコースを消しながら、こぼれ球を回収してボールを受けてからは的確に散らしたが、決定機は作れなかった。

■田中碧(リーズ)=★☆☆☆☆(←後半33分IN)
 終盤に押し込まれる展開で投入されたが、試合に入ることができずに判断ミスが目立った。後半ATにバックパスが弱くなってしまったことで、痛恨の決勝点のきっかけを作ってしまった

■堂安律(フランクフルト)=★★★☆☆(→後半21分OUT)
 守備的な選手かと思わせるような対人の強さを見せて、ブラジルの攻撃を抑え込んだ。攻撃面では持ち味を発揮できなかったが、交代する直前までスプリントをして相手陣内まで走り込んだ。

■菅原由勢(ブレーメン)=★★★☆☆(←後半21分IN)
 途中出場からギアを上げてきたヴィニシウスに対応。世界有数のスピードあるアタッカーに対して粘り強く1対1で渡り合った。突破からクロスを送る場面もあった。

■中村敬斗(スタッド・ランス)=★★☆☆☆(→後半21分OUT)
 ボールを持てば怖さは見せたが、序盤から押し込まれる展開でボールに触る回数は少なかった。同点ゴールの失点時には、カゼミロへの対応が遅れたか。

■鈴木淳之介(コペンハーゲン)=★★☆☆☆(←後半21分IN)
 押し込まれる展開の中で、サイドからのクロスをしっかり跳ね返して守備を安定させた。だが相手のスピードについていけず、イエローカードを受けてからは相手に狙われた。

■伊東純也(ゲンク)=★★★☆☆(→後半33分OUT)
 初勝利を挙げた親善試合とは異なり先発起用。立ち上がりから猛烈なプレスで守備のスイッチを入れる。時折、切れ味あるプレーを見せたが、思うようにボールを受けることができなかった。

■町野修斗(ボルシアMG)=★★☆☆☆(←後半33分IN)
 シャドーで途中出場し、守備ではしっかりタスクをこなした。だが攻め込みたいところでファウルを取られて、チームを助けることはできなかった。

■前田大然(セルティック)=★★★★★(→後半45分+7分OUT)
 驚異のスプリント能力で攻守に貢献した。猛烈かつ繰り返されるプレッシングで、ブラジルにプレッシャーをかけ続けた。リードを奪って押し込まれる展開になってからは、スペースへの飛び出しで脅威となった。

■小川航基(NECナイメヘン)=(←後半45分+7分IN)
 出場時間が短く、評価材料に乏しいため採点なし

<FW>
■上田綺世(フェイエノールト)=★★★☆☆
 前半は過去3試合ほど前線でボールを収められなかったが、後半に入ってからは修正。チームとして攻めに出る回数は多くなく前線で孤立する中で時間を作り、チャンスを生み出そうとしていた(FOOTBALL ZONE編集部)