田中碧(右)を励ましながら、天を仰ぐ吉田麻也。左は佐野海舟(撮影・中田匡峻)

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 「北中米W杯・1回戦、日本代表1−2ブラジル代表」(29日、ヒューストン)

 日本は史上最多5度の優勝を誇るブラジルに敗れ、3大会連続16強入りを逃し、敗退となった。W杯の舞台で2度目のサッカー王国との対戦となったが、06年ドイツ大会に続き敗戦。通算対戦成績は15戦1勝12敗2分け。今大会から参加48チームに拡大され、32チームによる決勝トーナメントとなったが、日本にとって悲願の決勝Tで勝利はならず。分厚い壁に阻まれ、鬼門を突破できなかった。

 サポートメンバーとして帯同した前回大会の主将で吉田麻也(37)は「ここで終わるようなチームではないと感じていた。ここさえ突破できればもっと上にという気持ちはある」と悔やみ「このチームの一員になれて誇り。これから彼らが次の世代にもっともっと繋げていってくれると思う」と期待を込めた。

 一方で「現実今回チュニジアにしか勝っていない。見つめ直して次に繋げていかなければいけない」と冷静に指摘。三笘、南野、久保を怪我で欠き「自分達の強みだったシャドーの選手層が薄かった。選択肢が限られたことが、交代選手が差をつける短期戦のトーナメントにおいてかなりディスアドバンテージだったなと思う」と、振り返った。

 吉田と今大会負傷のため選外となった南野拓実がサポートメンバーとして帯同。チームにとっても大きな存在だった。吉田は「新しい試みだったし、これが正しいかフィードバックも重ねていかないと」と語り、自身の今後については「どうですかね。わかりません」と笑った。