【女子ゴルフ】朴径が日本ツアー初優勝「イ・ボミ先輩は憧れ。私でいいんですか」イ・ボミ2世襲名!
◇女子ゴルフツアー アース・モンダミン・カップ最終日(2026年6月29日 千葉県 カメリアヒルズCC=6699ヤード、パー72)
第3ラウンドの残りと最終ラウンドが行われ“イ・ボミ2世”朴荽径(パク・ヒョンギョン、26=韓国)が通算12アンダーで日本ツアー初優勝を飾った。台風の影響で2年ぶりの月曜日決着となった異例の大会を制し、賞金7200万円を獲得した。
韓国ツアー8勝を誇る26歳は「韓国では不調で、昨年5月から優勝がなかったので、焦りがあった。大好きな日本で9度目の優勝をすることができて良かった」と満面に笑みを浮かべた。
この日は第3ラウンド途中からプレーを再開。首位タイで最終ラウンドに臨み、9番でグリーン奥エッジからパターで20ヤードをねじ込むなど5バーディー(1ボギー)を奪い68をマーク。日本ツアー4戦目で初めて歓喜の瞬間を迎えた。
キャディーを務めた元プロゴルファーの父パク・セスさんは「大きな大会で優勝できてうれしい。これまで日本の試合では良いところで欲が出て順位を下げていた。今回は気持ちを抑えてプレーできた」と愛娘を称えた。
8歳の時、セスさんに「今日からゴルファーになれ」と勧められ、クラブを握った。セスさんが経営する練習場で、父のレッスンを受けて腕を磨いた。
18歳でプロ転向し20年に韓国ツアー初優勝。24年には3勝を挙げ賞金ランク2位に入った。愛らしいルックスから「キュート」と「ビューティフル」を合わせた造語「キューティフル」の愛称を持ち韓国ではアイドル的な人気を誇る。
この優勝で日本ツアーの出場資格を獲得し、11月末までに入会手続きを済ませれば来季終了まで出場できる。15年と16年の賞金女王に輝き人気抜群だったイ・ボミ(韓国)の後継者として活躍が期待される。朴荽径自身も「イ・ボミ先輩は憧れの存在。私でいいんですかという気持ち」と“イ・ボミ2世”襲名には前向きだ。
本格参戦については今後検討する意向で、当面は日韓両国を行き来しながらプレーする。会見の最後には日本語で「また会いましょう」とあいさつし、近日中の再来日を約束した。
◇朴 荽径(パク・ヒョンギョン)2000年1月7日生まれ、韓国出身の26歳。アマチュア時代はナショナルチームで活躍し、16年ネイバーズトロフィーチーム選手権では日本の畑岡奈紗、稲見萌寧らと戦い団体優勝、個人5位。18年プロ転向。20年にメジャー大会・韓国女子プロで韓国ツアー初優勝。韓国ツアー通算8勝。1メートル67。

