月10ドラマ『銀河の一票』主演・黒木華さん「役になじむまで大変だった」。野呂佳代さんと意外な共通点も
月10ドラマ『銀河の一票』主演・黒木華さんが演じるのは、政治家の秘書をクビになり、スナックのママを東京都知事にすべく挑戦する星野茉莉(まつり)。本作の見どころや役柄のやりがい、共演者・野呂佳代さんとのエピソードについてインタビューしました。

「政治家の秘書のお仕事を知るところから始まった」
黒木華さん演じる、政治家の秘書をクビになった星野茉莉(まつり)が、政治素人のスナックのママを東京都知事にすべく選挙に挑む『銀河の一票』。「世界がぜんたい幸福にならないうちは個人の幸福はあり得ない」という宮沢賢治の『農民芸術概論綱要』の一節を信条に、陰謀渦巻く政界へ果敢に挑んでいく2人の熱い思いが、視聴者から大きな声援を受けています。
「政治家の秘書がどんなお仕事をされているのかも知らなかったので、そこを教えていただくところから始まりました。難しいセリフを覚えるだけでなく、内容を理解したうえで言葉にしないといけないので、役になじむまでは大変でしたが、皆さんに助けていただいて今ではやりがいを感じています」
「好きなお笑い芸人が同じで野呂さんと打ち解けられた」
茉莉は与党幹事長・鷹臣(たかおみ)(坂東彌十郎)の娘で、秘書として父を支えていましたが、父の不正を密告する告発文を調べたことが鷹臣の逆鱗(げきりん)に触れ、政界からも家からも追い出されます。すべてを失った茉莉が出会ったのが、小さなスナックを1人できり盛りする月岡あかり(野呂佳代)。
そんなとき、現役都知事がスキャンダルで辞任し、急きょ、都知事選が行われることに。絶大な力をもつ父の後ろ盾を失った茉莉が政界に返り咲く方法はただひとつ。あかりを都知事に当選させて、自分を副知事に指名してもらうこと。
そんな茉莉の思惑から始まった都知事選ですが、あかりの明るさや、痛みを知っているからこそ相手に寄り添える優しさを知っていくうちに、2人はかたい友情で結ばれていきます。
「茉莉とあかりの得意分野はまったく違いますが、お互いにたりないところを補いながら、心を合わせて同じ目標に向かっています。野呂さんはテレビで拝見していて、明るくてかわいらしい方だなと思っていましたが、周りへの気づかいができて、素直さが出る芝居が心に響くすてきな方。好きなお笑い芸人が同じだったこともあって、すぐに打ち解けられました」
「仲間が増えてアベンジャーズのようなチームができた」
茉莉とあかりの2人だけでスタートした都知事選ですが、彼女たちに賛同し、協力してくれる人たちが現れます。選挙参謀には、鷹臣の元秘書で選挙事務所も提供してくれた、困りごと相談所を開く五十嵐隼人(岩谷健司)。
さらに鷹臣から辞任へ追い込まれた元西多摩市長・雲井 蛍(シシド・カフカ)、暴露系ユーチューバー・白樺 透(渡邊圭祐)らの協力を得て、2人は一歩一歩、出馬への準備を進めていきます。
「初めは1人でがんばっていた茉莉ですが、仲間が増えてアベンジャーズのようなチームができました。たりないところを補ってくれる仲間ができたのは、とても心強いです。観てくださる皆さんも、元気になっていただけるとうれしいです」
明るい方へ、正しく、強く─宮沢賢治の言葉を胸に出馬表明したあかり。ここからが2人の戦いの正念場です。
