JRT四国放送

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11月3日の未明、徳島市の市営住宅の一室で高齢男性が死亡しているのが見つかりました。

死因は胸を強く打ったことによる心臓破裂で、警察が経緯などを調べています。

男性が亡くなっていたのは、徳島市末広4丁目の市営住宅です。

警察によりますと11月2日の午後11時過ぎ、近くに住む女性から「玄関ドアを叩かれている」と110番通報がありました。

かけつけた警察官がドアを叩いていたとみられる50代男性の部屋を訪れたところ、男性は在宅していましたが、居間と台所の間で仰向けで倒れている高齢の男性を発見、その場で死亡が確認されました。

亡くなった男性は左右の肋骨が複数本折れていて、死因は胸部打撲による心臓破裂、死後1週間ほど経過しているということです。

50代男性は両親と3人家族でしたが、母親が入院したため当時、80代の父親と2人暮らしだったということです。

警察は、遺体がこの父親である可能性を視野に、身元の特定を急いでいます。

(近隣住民)
「3人で住んどったけれども、お母さんが具合が悪くなって、今はどこかのホームみたいな所に入っている」
「息子さんは家の中で閉じこもっているような子」

遺体が見つかった後、警察は50代男性から話を聞いたものの、具体的な説明はできない状態だったということです。

警察は事件・事故の両面で調べています。