メーガン妃(2019年6月撮影)

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英王室のヘンリー王子(40)の妻メーガン妃(43)が2日、米カリフォルニア州サンタバーバラにある少女たちの潜在能力を最大限発揮できるように支援する非営利団体「Girls Inc.」を単身で訪問し、自身のオンラインいじめについて「世界でもっともいじめられている人の1人である」と語っていたことが分かった。

妃は11日の国際ガールズ・デーを前にGirls Inc.を訪問し、10代の若者たちと個人的に話をしたと、若者とテクノロジーの関係改善に注力する非営利団体「#HalfTheStory」の創設者ラリッサ・メイ氏がヴァニティ・フェア誌に明かした。

メイ氏によると、多くのシナリオについて話し合うアクティビティを行い、その中で妃はネットいじめに関する自身の経験を少女たちと共有したという。「女の子たちに絵文字を使って反応してもらい、これらのシナリオがそれぞれ感情的にどのような影響を与えたのか話し合ってもらいました」と同氏は話し、妃は白い襟のついたブルーのボタンアップシャツに白いワイドパンツ姿で参加していたという。

#HalfTheStoryとGirls Inc.は11日、ヘンリー王子とメーガン妃の財団「アーチウェル」と人気司会者オプラ・ウィンフリーの慈善財団、マイクロソフトの創業者ビル・ゲイツ氏の元妻メリンダ・ゲイツ氏が設立した投資・企業支援会社「ピボタル・ベンチャーズ」の資金援助によるパートナーシップを結んだことを発表。アーチウェル財団の声明によると、3つの組織は協力して、少女たちにデジタル時代を生き抜くための必須ツールを身につけさせ、テクノロジーとの健全でバランスのとれた関係を育むことを目的とした「ソーシャルメディアU」というプログラムを立ち上げたという。

メイ氏は、メーガン妃とGirls Inc.のCEOと共に、このデジタル時代に成長することが本当に何を意味するのか話し合ったとプログラムについて述べている。(ロサンゼルス=千歳香奈子)