乃木坂46公式ライバルとして誕生した“僕が見たかった青空”がシューティングアクトとして登場。洗練されたブルーの制服で最新曲「スペアのない恋」を歌い踊ると、会場に爽やかな空気が広がる。「とっても緊張してるんですけど精一杯楽しんでいきたいと思います!」と届けたデビューシングル「青空について考える」でも、澄んだ歌声とダンスで思春期の惑いを表現したパフォーマンスとピュアな存在感で観客たちを魅了した。

台風の影響で不安定な天候で晴れ間が見えた頃に「はじめまして『a-nation』!」「みんなのパワーで晴れてきたぞ!」と、今年10周年を迎えたWEST.が登場。重岡大毅の「行くぞ『a-nation』!」の掛け声から「証拠」を聴かせ、7人一体となった熱いロックボーカルを轟かせていく。夢に向かって戦っていく想いに溢れた「ハート」で観客たちのテンションをさらに引き上げ、「ホルモン〜関西に伝わりしダイアモンド〜」では、「フェスっていうのはみんなで楽しむもの!」とナインティナインをステージに呼び込むサプライズ! 大きなどよめきと熱狂を呼び、曲始まりのポーズを9人でキメてからの「ええじゃないか」は曲中で岡村隆史がブレイキンを披露するという豪華コラボレーションが実現した。

後半は9月10日発売の新曲「まぁいっか!」を軽快に繰り出し、“エイエイオー!”のコールを「あなたに!」と届ける「超きっと大丈夫」ではクラップの波を起こして花道へとダッシュ! 「サビでジャンプしてみませんか?」と始めた「ムーンライト」では7人の熱く力強い歌声と共に観客たちと掛け合ったりと、圧倒的な吸引力のあるステージで見事な一体感を作り上げ、強烈な余韻を残していった。

TRFのSAMとDJ KOOによるJ-RAPユニット、B.O.Cがシークレットとして登場。小室哲哉が作曲し、DJ CHARIとRy-laxとリリックを作り、フィーチャリングに呂布カルマを迎えデジタルリリースしたばかりのデビュー曲「NARIYAMANIGHT」を「a-nation」でライブ初披露した。飛行機の機内で問われる「Beef or Chicken」を由来とするユニット名にちなみ、フライトアテンダント姿のダンサーをバックにタイトなビートでラップを刻んでDJ CHARIとRy-lax、さらに曲の後半には呂布カルマもステージに登場! 2人のハングリー精神にあふれた新たなチャレンジを見せた。

デビュー10周年を迎えたRed Velvetは「WILDSIDE」での幕開けからハイトーンなボーカルに小気味よいラップ、セクシーな身のこなしと妖艶さで観客たちを惹きつけ、対照的に「G線上のアリア」をフィーチャーした「Feel My Rhythm」では、厚いハーモニーが響き合い、5人の笑顔と清らかなオーラが会場中に広がっていく。「今日、良いエネルギーをたくさん受け取ってほしいです」と語ったあと、「私たちが心に抱いていた気持ちを表現した曲」という日本オリジナル曲「Aitai-tai」を披露。そして豪雨の中を花道へと進み、びしょ濡れになりながらパフォーマンスした「Swimming Pool」は自然の演出が重なってドラマチックでもあった。笑顔いっぱいに届けた「Red Flavor(JP ver)」に続き、最新曲「Cosmic」を日本初披露。流れるようなボーカル&ダンスでクールに締めくくった。

YOSHIKIのプロデュースにより結成された4人組の美麗-Bi-ray-がシューティングアクトで出演。4オクターブを奏でる4人は全員ミドルティーンながら、そのボーカル力は本物。YOSHIKI節満点な「Butterfly - short ver-」の流麗なメロディを見事なハイトーンで歌い上げて、今秋のデビューを前に、観客たちに大きな衝撃を与えた。

WARNINGテープが巻かれたような刺激的な衣装で登場した倖田來未は、オープニングから大ヒット曲「キューティーハニー」で熱く盛り上げると、ダンサーと共に花道に出ての「IS THIS TRAP?」で会場を更なる熱狂へと導いていく。「今日も一番の盛り上がりをみなさん、期待してますから!」と「め組の人」では観客たちと一緒に“めッ!”の振りでテンションを上げ、「WIND」では伸びやかなボーカルを響き渡らせて圧倒。「WON'T BE LONG」では「歌うよ!」「踊るよ!」と呼びかけながら掛け合い、炎が打ち上がる「XXX」「BE MY BABY」と“クイーンオブライブ”の名をそのままの怒涛のステージを見せた。「みんなが濡れているから私も濡れちゃおう」とペットボトルの水を自身にかける場面も。ダンサーと共にハードなダンスを見せる「Vroom」までエナジーを燃やし尽くすと、最後は観客たちとタオルを回しての「Poppin' love cocktail」へ。限界突破したパワフルなステージで観客たちへ強い愛情を示した。