https://youtu.be/PXGy5E-8a7Q?si=GuXz3ofjO0GE7uS7

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『蒸気船ウィリー』(1928)ミッキーマウスの著作権が失効するのを待ち侘びていた人たちがすかさず製作したホラー映画『Screamboat(原題)』ティザー映像が公開された。殺人鬼と化したミッキーマウスが、夜の船旅を地獄に変える。

『Screamboat(原題)』は、『蒸気船ウィリー』版のミッキーマウスが2024年1月1日をもってパブリックドメイン化したことで登場したホラー転用企画のひとつ。ミッキーマウスを『テリファー』シリーズの殺人鬼アート・ザ・クラウン役デヴィッド・ハワード・ソーントンが演じる。

ニューヨークを航行する蒸気船内を舞台に、イタズラ好きのネズミが現実となって乗客を襲う、絶望の深夜便を描くホラー・コメディ。映像では、とある怪物が90年ぶりに出現したらしいという老人の語りと共に、逃げ場なしの船内で何かに怯える若者たちの姿が描かれている。グチャグチャという不気味な音、血を流して這う男に迫る、見慣れた形の影。絶叫する先に、乗客は一体何を目撃してしまったのか?

監督は2022年の『The Mean One(原題)』でドクター・スースの児童書『いじわるグリンチのクリスマス』をホラー魔改造させたスティーブン・ラモルテ。「観客の皆さんに『Screamboat』に乗船いただいて、一緒に笑って叫んでもらうのが待ちきれません!」と寄せている。

製作は『テリファー 終わらない惨劇』『Terrifier3(原題)』スティーヴン・デラ・シャラ&マイケル・レヴィ。コンセプト・アーティストには『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(2021)のクリスチャン・コーデラが、クリーチャー・デザインは「ボバ・フェット/The Book of Boba Fett」(2021-2022)のQuantum Creation FXが手がける。

殺人鬼ミッキーマウス役のソーントンは本作について、「恐ろしくて愉快な、大スクリーンでのスリル満点の、ファンにとって見逃せない作品になるでしょう」とコメント。2025年1月にUS公開予定。