©2024 UNIVERSAL STUDIOS. ALL Rights Reserved.

写真拡大

『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』(2019)、『ブレット・トレイン』(2022)などのデヴィッド・リーチ監督による最新作『フォールガイ』はライアン・ゴズリングとエミリー・ブラントの豪華共演、ド派手なアクションに合わせて、リーチらしい遊び心が満載だ。劇中のサプライズカメオ出演についてリーチがのインタビューにて明かしている。

この記事には、『フォールガイ』のネタバレが含まれています。

この記事には、『フォールガイ』のネタバレが含まれています。

©2024 UNIVERSAL STUDIOS. ALL Rights Reserved. 『フォールガイ』ジェイソン・モモア サプライズ登場の裏側

『フォールガイ』は、大けがを負い一線を退いていたスタントマンのコルト(ライアン・ゴズリング)が、ひょんなことから舞い戻ったハリウッドのSFアクション『メタルストーム』の撮影現場にて、監督であり、元カノでもあるジョディ(エミリー・ブラント)と再会したことから展開するストーリー。未練たっぷりのジョディの気を惹きたい一心で、コルトは幾度となく命がけのスタントダブルを請け負うも、過去にあっさりクビを切られた因縁の主役俳優のトム・ライダー(アーロン・テイラー=ジョンソン)が突然失踪してしまう。これを機にジョディとの復縁とスタントマンとして起死回生を図るコルトは、トムの行方を追う羽目になるが、思いもよらぬ事件に巻き込まれていく……。

トム・ライダーが成敗された映画の終盤、無事に完成を迎えた劇中劇『メタルストーム』の予告編が流れるが、そこで主演俳優として登場したのが『アクアマン』『デューン 砂の惑星』シリーズのジェイソン・モモアだ。

Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/35400333263

このカメオ出演は、リーチとモモアの長年の仲による賜物。モモア主演の映画『コナン・ザ・バーバリアン』(2011)でリーチが第2班監督を務めてから2人は親しくしており、『フォールガイ』をオーストラリアで撮影している間、モモアはお隣ニュージーランドにて別の映画の撮影をしていたのだそうだ。リーチは米にて、モモアの友情出演がいかに手早く実現したのかを語っている。

「ただ連絡して、1日だけこっちに来てくれない?と聞いたんです。そうしたら瞬く間に、その日のうちに彼が飛行機でやってきてくれて、またその日のうちに飛び去って行きました。」

撮影では、「彼が登場して、カウボーイの衣装を着せて、彼の周りで爆発を起こしました」と、シンプルな段取りだったことをリーチは振り返る。「彼は私のところにやってきて、”リーチ、あなたくらいですよ。俺にこんなことさせるのは”って言ってました」。

『2』(2018)ではブラッド・ピット、『ブレット・トレイン』(2022)ではチャニング・テイタムと、大物俳優をほんのチョイ役で起用してきたリーチらしい、大物俳優の贅沢な使い方と言えるカメオ出演だ。しかし、お隣の国とは言え、連絡を受けてその日にひょっこり現れるモモアもフットワークが軽い。こうした行動力やスタミナも、全ては友人や世界中の観客や友人を喜ばせるためのものなのだろう。

『フォールガイ』は公開中。

Source:

The post first appeared on .