ドジャース移籍が正式に決まり入団会見を行った大谷翔平

写真拡大

◆ 大谷「腕の状態が良ければ前向きに考える」

 ドジャースのデーブ・ロバーツ監督(51)が15日(日本時間16日)、新加入した大谷翔平選手(29)について、来季終盤に左翼守備に就くプランがあることを明かした。

 ロバーツ監督は人気スポーツキャスター、ダン・パトリック氏のトーク番組に出演。今年9月に右肘手術を受けた大谷の起用法について、2024年シーズンは「DH(指名打者)だ」と明言した。

 その上で指揮官は「翔平と少し話をした」と続け、「『来年9月、投球動作ができるようになったら左翼の守備に就くことができる?』と聞いたら、彼は『腕の状態が良ければ前向きに考える』と言った」と語った。

 大谷はエンゼルス時代の2021年にすべて途中出場で、左翼で1試合、右翼で6試合プレーした経験がある。レギュラーシーズン終盤の9月なら「無理しなくてもよいのでは?」との声もあるが、そこはポストシーズン常連のドジャース。2020年以来のワールドシリーズ制覇へ、外野手・大谷が貴重なオプションになるかもしれない。