Twitterと似た操作感で使える分散型SNS「Bluesky」は、Twitterからの乗り換え先候補として注目を集めています。そんなBlueskyのスマートフォン向けアプリが2023年4月だけで62万回以上ダウンロードされていたことが明らかになりました。

Jack Dorsey-backed Bluesky gains steam against Elon Musk's Twitter

https://www.cnbc.com/2023/05/11/jack-dorsey-backed-bluesky-gains-steam-against-elon-musks-twitter.html

TwitterやFacebookなどの主流SNSはユーザーのデータを単一の企業が管理しており、「投稿内容やフォロー情報を保ったまま別のSNSに乗り換え」といった操作は基本的に不可能です。一方でBlueskyはユーザーデータをユーザー自身で管理できる分散型SNSプロトコル「AT Protocol」を採用しており、AT Protocolを用いたSNS間ならユーザーデータを保ったまま自由に乗り換え可能です。AT Protocolの仕組みは以下の記事で解説しています。

注目SNS「Bluesky」が用いる分散型SNSプロトコル「AT Protocol」とは? - GIGAZINE



Blueskyは外観や操作感がTwitterに似ており、Twitterを使い慣れた人ならスムーズに移行可能。このためBlueskyはTwitterのサービス継続に不安を感じたユーザーたちの乗り換え先候補として注目を集めています。実際に、Twitterのアイコンが青い鳥から柴犬に変更された際にはBlueskyのiOS版アプリ公開を報じた記事のアクセス数が爆増しました。また、Android版アプリの公開を報じた記事やレビュー記事も驚異的なアクセス数を記録しており、国内でも大きな注目を集めていることが分かっています。

「Bluesky」のアカウント作成手順&実際に使ってみるとこんな感じレビュー、Twitterに激似なので乗り換え・引っ越し先としてかなりアリ - GIGAZINE



調査会社「Sensor Tower」の情報によると、2023年4月におけるBlueskyアプリのダウンロード回数は2023年3月から606%増加して62万8000回に達したとのこと。ただし、記事作成時点ではBlueskyのアカウント登録には招待コードが必須なため、アプリのダウンロード回数とユーザー数には大きな差があると考えられます。

Sensor Towerによると、Blueskyと同様に分散型のプロトコルを採用しているSNS「Mastodon」の2023年4月におけるダウンロード回数は9万回だったとのこと。また、同月におけるTwitterのダウンロード回数は1490万回で、2023年3月から2%増加していました。

なお、記事作成時点ではBlueskyのアカウント登録には招待コードが必須ですが、招待コードは既存ユーザー向けに定期的に配布されているため、ユーザー数は今後も徐々に増加していくはずです。