ファミマの「カレー」、コスパよく提供できる工場の秘密
おにぎりの製造ラインと炊飯ラインで自動化設備の導入が先行している。おにぎりの製造は全15ラインあり、うちフィルム包装の三角形おにぎりの3ラインでは、ほぼ無人で製造している。ご飯の成形や重さの確認、具の充填、フィルム包装などはすべて自動。ラベルの検品では原材料やバーコードが合っているか、正面・背面・上面の3方向からカメラでチェックする。
完成したおにぎりはロボットが箱詰めして積み上げ、具の補充など補助的な作業のみ人手で行う。「将来的には、おにぎりの全製造ラインで無人化したい」(田向工場長)とし、形状や包装の異なるラインでも自動化できる設備の導入を検討中だ。
炊飯ラインでは自動冷却機を導入。炊き上がったご飯の熱を取るために人手でバット(箱形容器)にご飯を移した後は自動で冷却機まで搬送され、バットを積み上げ冷却する。
田向工場長は「弁当の盛り付けは見栄えや立体感を出すために人手が必要だが、カレーなどの汁物では一部自動化できるようになった」とする。さらなる自動化に向け、弁当でご飯の自動投入などにも取り組んでいく。
(取材・大阪・新庄悠)

