エキシビションマッチで対戦したフロイド・メイウェザ(左)と那須川天心【写真:Getty Images】

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那須川戦で圧勝も…米ファン反応様々「イージーファイト、イージーマネー」

 格闘技イベント「RIZIN.14」(さいたまスーパーアリーナ)は31日、ボクシングの5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(米国)がキックボクシングの“神童”那須川天心(TARGET)とエキシビションマッチで対戦し、1回2分19秒でTKO勝ちを飾った。大晦日に話題を集めた“10億円試合”に米メディアも注目し、那須川がダウンし、涙する印象的な写真とともにレポート。米ファンは「イージーファイト、イージーマネー」「クレイジーだ」「いつ試合したの?」と様々な反応を寄せている。

 こんな那須川を誰も見たことがなかった。3度のダウンを奪われ、TKO負け。1回も持たずに敗れ去った。4キロ以上の体格差、キック禁止のルール、どれをとっても不利な条件だったが、突きつけられた現実は残酷だった。

 米メディア「ブリーチャーレポート」は那須川がリング上で顔をくしゃくしゃにして涙し、さらに尻もちをついてダウンしたシーンなど5枚の写真とともに公式インスタグラムでレポートした。

「フロイド・メイウェザーが139秒で900万ドル(約9億9000万円)、スリーノックダウンでテンシン・ナスカワに圧勝」とつづって投稿。「金の亡者」の異名を取るボクシング界の英雄の一戦に米ファンも様々な反応を寄せている。

「なぜ彼は泣いてる?」「いつ試合したの?」と興味がなかったファンも

 メイウェザーについて「楽勝」「史上最高」と称賛する声の一方で「ぼろ儲けだな」「イージーファイト、イージーマネー」「フロイドは簡単な試合を選んだな」と2分余りで10億円近いとされる金額を稼いだ姿勢を揶揄する声もあった。

 また、今回は体格差、ルールの不平等もあってか「クレイジーだ」「この子に同情するよ」「彼、泣いているじゃないか」と試合の無謀さを指摘する声も。

「なぜ彼は泣いているんだ?」「いつ試合したの?」「この中国での出来事、だから知らないんだ」と興味がなかったファンも一定数いたのも事実だったが、投稿には試合から半日足らずで50万超の「いいね!」と1万3000超のコメントが殺到している。(THE ANSWER編集部)