日立建機、アフターセールスで「売上高の半分」は可能か
―建機市場の活況に伴って、利益率目標などの中計の目標はすでに達成できている状況です。
―構造改革も課題です。
「工場の改善や生産性の向上が必要だが、高水準の需要による今の忙しさを乗り切らないといけない。改革をいわば計画的に遅らせている」
―情報通信技術(ICT)を活用した工事支援も拡充しています。
「もっとスピード感を持たなければいけないが、作業の安全性や効率性を高めることが大事だ。そのことを忘れて支援のメニューを増やしても仕方がない。またオイルの劣化状況をもとに不具合を検知するサービスは、日本よりも海外で反応がいい」
―傘下に収めた鉱山機械分野の企業との相乗効果は。
「米H―Eパーツは保守サービスを提供しており、進出していない地域への参入に向けては、我々が設けている拠点を活用してもらう。一方、豪ブラッドケンは消耗部品を製造しており、我々が外注していた部品をブラッドケンが作ることも考えている」
―建機の生産性を高めるために自動化も重視しています。
「自動車の生産ラインのような自動化までは難しい。作業者とロボットが融合したモノづくりを目指していて作業の安全や効率性を追求する。ミニショベルを手がけるグループ会社の工場で生産の自動化を始めている」
