「工学系」大学、学科の縦割り解消し分野融合を加速せよ
そこで今回、教員は大くくりの「学部」所属とし、「課程」に所属する学生を指導する形にする。学部全体の専任教員数の枠内で、研究を手がける柔軟な教員組織となるため、分野融合や新領域開拓がしやすくなるという。学生も学部全体での定員とする。大学院も同様に変える。
6年一貫教育は研究型大学の工学系で、学生の大半が大学院修士課程へ進学している現状に対応する。修士論文を仕上げとするため卒論をなくし、替わりに副専攻の別の学びや、長期の留学やインターンシップ(就業体験)などの手法を活用できるようにする。
他学部の教員や産業界の実務家教員の関わりも強化する。企業人が部分的な講義・指導でなく、工学系専任教員と教育カリキュラムを編成したり、学生の研究指導を行ったりできる体制を整える。現在、中央教育審議会の作業部会で議論の最終段階で、文科省は速やかに諮問・答申を経て改正する方針だ。
