【笑点】ピンクこと三遊亭好楽が「つまらない」と言われる理由が判明

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日本が誇る長寿番組・笑点。今年に入ってからも桂歌丸さんが司会を引退し、春風亭昇太さんが新司会に抜擢。追加メンバーに林家三平さん、24時間テレビのマラソンランナーに林家たい平さんが決定といった具合に、何かと話題に事欠かない印象ですよね。

大多数の人が納得していない?



ところが今回の人選を妥当だとしつつも、納得がいかないという方も多いようです。一体何に納得がいかないのかというと、笑点レギュラーメンバーの三遊亭好楽さんに対する処遇についてでした。インターネット上での声を中心に、今回の人選に対して以下のような意見が見受けられました。

「司会なんか好楽にやらせておけばいいのに。どうせ笑いを取れないんだから」
「圓楽さんが回答者から抜けなくて良かったけど、昇太が抜けるのももったいない。他に抜けるべき人がいる」
「ついでにピンクも代えよう」
「マラソンこそ好楽にやらせておけよ」

もちろん、これらの意見はほんの一部。しかし、三遊亭好楽さんに対してかなり厳しい意見が並んでしまいました。いったいどうしてなのでしょうか。

笑点マニアに意見を聞いてみた





そこで、トリビアニュース編集部では独自調査を敢行! 笑点好きを自負する方たちを集め、三遊亭好楽さんに対してどうして厳しい意見が並ぶのかを検証してもらったところ、以下のようなことが原因になっている可能性が高いことがわかってきました。

1. やはり基本的におもしろくない

「他の笑点メンバーと比べると、どうしても大喜利のセンスで劣っていると言わざるを得ません。好楽さんが回答しても観客が反応できず、なんとも言えない空気になることが割と定期的に起こるのですから」(30代・男性)

2. 自信過剰すぎる

「好楽さんはおそらく自信過剰なんですよね。回答をしたあとにカメラ目線になったり、回答をしながら自分のネタに笑ってしまったり……。それなのに回答のクオリティが高くないことがあるので、いい印象が残らないのも仕方ない気がします」(40代・男性)



3. 座布団の変動が少ない

「もっとも座布団の枚数の変動が少ないのは好楽さんですよね。笑点で座布団を山田くんに取られるのって、ある意味おもしろいからですよね。座布団の枚数に変動があることがおもしろさを示していると思うんです。

実際、圓楽さんなんて、枚数を稼いではしょっちゅう全部持って行かれているじゃないですか。ところが好楽さんは回答が無難だから、座布団が増えも減りもしないんです。これでは印象に残らないですよね。10枚獲得したこともほとんどないんじゃないですか?」(30代・女性)

4. 司会が対応に困っている

「好楽さんの回答で観客の反応が薄いと、歌丸さんが明らかに対応に困っているのがわかりました。年下だし、昇太さんなんかもっと困るんじゃないですか? そのあたりから扱いづらい感じがすごく伝わってくるので、視聴者の印象が良くないのも納得です」(30代・男性)

5. 色が悪い

「もうイメージがすっかり定着していますが、そもそもピンクが似合っていないと思います。ピンクを着こなす男性って爽やかさが大切だと思いますが、好楽さんには爽やかさがあまりありませんよね。どうしてもいやらしいピンクに見えてしまうんです……」(30代・女性)

イメージが悪くなってしまっている?



意見をまとめてみたところ、純粋に回答に対する評価が高くないこともありますが、イメージで損をしてしまっている部分が多いように感じました。先入観なく見ることができれば、それだけで悪い印象を払拭できるような気もします。

最近は自虐ネタがウケ始めている!





近年、好楽さんはネタの方向性を変え、自虐ネタを精力的に盛り込むようになりました。

「どうせお客さんが集まりませんからね」

「スケジュールが全然埋まっていません」

「収入が全然ないです」

……などなど、自分自身が売れない、おもしろくない、人気がないことを自虐的に回答するという、まるで若手芸人がやるような手法をおこなっていて、かなり安定してお客さんからのウケを取っているように見えます。笑点に詳しいマスコミ関係者は以下のように語ります。

マスコミ関係者の声





「ピンクはつまらないから良いんだよ。面白い要素は、他のキャストでじゅうぶんまかなえている。そもそも万人ウケするネタというものは存在しない。100人中99人が面白いと思っても、1人がつまらないと思うわけ。

その1人がピンクで笑うかもしれないわけよ。他のキャストがフォローできなかった客をフォローするのがピンク。だから大勢の人がピンクをつまらないと思っても問題ないわけ。普通の人たちを相手にしてないから(笑)」

フラットな視点で観てみよう



メンバーが新しくなり「新しい次世代の笑点」になったと言っても過言ではない現在。好楽さんに対しておもしろい印象がないという方はぜひ一度、フラットな目で笑点をご覧になってみてください。イメージがガラリと変わるかもしれませんよ。要注目です!

■執筆・監修:Mr. Fox

執筆、撮影、編集家。日本生まれ、生年不詳、トレードマークはキツネの顔。世界各国を回りながら、メディアに関わる仕事をしてます。人のアイデアを転がします! コンコン。https://twitter.com/im_mr_fox/