フジテレビ「村上信五とスポーツの神様たち」(4日深夜放送分)では、ボクシング元WBA世界ライトフライ級王者・具志堅用高氏をゲストに迎え、現役含む歴代日本人世界王者78名から、誰が一番強いのかを議論した。

番組の冒頭から「私は昭和40年代の大場政夫さん」と切り出し、いきなり結論付けようとした具志堅氏だが、次の瞬間には「一番強かったのは、輪島功一さん」と言い出すなど、村上や岡田圭右からツッコミを受けた。

また、現役王者については「これから出てくるのは井上尚弥。彼のパンチは相手には見えないんじゃないかな」と期待を寄せた具志堅氏。山中慎介についても「左が強いんだ」と絶賛した。

すると番組では、日本ボクシングコミッション理事・津江章二氏や元ボクシングマガジン編集長・原功氏といった有識者らによって話し合われたランキングが紹介され、そのランキングでは、3位に井上、2位に具志堅、1位にはファイティング原田の名前が――。

津江氏は「日本ボクシング界最大の勝利。ジョフレは生涯2回しか負けてなくて、その2回とも(相手が)原田というのを考えるとしょうがない」と1位の選考理由を説明したが、このVTRを見た具志堅氏は「ランキングに入ってないけど、俺の日本の最強は大場政夫さんだな。カッコいいし強い」と再び大場氏をプッシュ。有識者達に「ボクシング、知ってないなぁ」と上から目線で語った。