デトロイトのズマーヤ投手の右手首と前腕の炎症は、”公傷“とは認められず、「コンピューターゲームのやり過ぎによるもの」と結論が下った。この珍事件を報道したのは、14日付けのデトロイト・タイガーズの地元紙「デトロイト・フリープレス」。 地元のラジオ局WXYT−AM1270で、ドンブロウスキーGMが、「同投手の腕の故障は、パワフルな投球フォームが原因ではなくて、『ギター・ヒーロー』と呼ばれるプレーステーション2のゲームのやり過ぎによるものと結論付けた、と語った」と報じたもの。同選手は、ギター型のコントローラーを使うゲームのファンだったという。

 記事によると、「球団トレーナーが、前腕の炎症は、野球選手よりもギター奏者が多く抱える故障であると発見。ア・リーグのチャンピオンシリーズ前には球団から、“ゲーム禁止令”が出て、同投手はゲームを封印。その結果、痛みを覚えることなく、チャンピオンシリーズで3試合に登板することができた」という。何事もやり過ぎにはご注意をー。【USA通信】