腐敗横行のギリシャ、デフォルトにも危機感薄く(読売新聞)巨額の財政赤字でデフォルト(債務不履行)の瀬戸際に陥り、世界経済の混乱を招いているギリシャでは、国民の危機感は意外なほど薄い。同国は19世紀までオスマン帝国の支配下に置かれ、欧州で長く孤立、いまだに債務粉飾や汚職、不正がまかり通る。民主主義や市場経済の基本的価値観が根付く前にユーロ圏入りしたことが、現在の危機の一因となった。若者に人気の